
こんなにもあった!意外にもあるマニアックで変わった資格・検定!
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簿記、宅建、ITパスポート、etc.
資格と聞くと、
就職・転職・起業・キャリアアップなど人生の転機に関わるもの、
難解で手間のかかるものというイメージばかり思い浮かびます。でも!!世の中には、
もっと手軽に、もっと気軽に受けられる資格がたくさんあるんです!!
さらに、その資格を取ることで、新しい趣味やまなびに出会えるものも!
中には、意外に副業や副収入につながるものもあります。
そこで今回は、取ればプチ自慢できる!ニッチでマニアックな資格・検定を紹介します。
▼消しゴムはんこ
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「え!?消しゴムはんこに検定なんかあるの!?」
そう思った人もいるでしょう。私もその一人です(笑)実は、JESCA(ジェスカ)日本イレイサースタンプ振興会と呼ばれる民間団体が存在しており、その団体がJESCA消しゴムはんこ技能認定制度という技能認定試験を主催しているのです(ちなみにJESCAとはJapan Eraser Stamp Creators Associationの略です。名前がかっこよすぎます…)。
技能認定には初級、中級、上級の三種類があり、それぞれ消しゴムはんこアドバイザー、インストラクター、そしてクリエイターと、合格とともに貰える称号がランクアップしていきます。初級を取るのはボランティア活動で消しゴムはんこを行っている方が多いみたいですね。上級を取得すると、消しゴムはんこ作家として販売活動や講師業まで広く携われるとのこと。
ちなみに、試験といえどもペーパーテストが存在しているわけではなく、中級・上級取得に課せられているのは課題作品制作とレポート提出であり、初級は団体が認定した消しゴムはんこ教室などのイベントに参加して、初級認定ポイントを合計20点以上集めると取得の申し込みができるんだとか。
学生の頃に消しゴムはんこにハマっていた方、そして今それを再び極めたい方には、ぜひおすすめしたい認定制度の一つです。
▼バルーンアーティスト
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街中やショッピングセンターで見かけるバルーンアート。実は、これには世界的な資格試験があるのです!その名も、CBA(Certified Balloon Artist)。アメリカのパイオニア社が主催している資格で、これを受験するためにはQBN(Qualatex Balloon Network)という国際的に通用するバルーンデコレーション団体の会員になる必要があります(ややこしい…)。
このCBAを取れば、世界公認バルーンアーティストになれる…んですが、さすがにここまで敷居が高いものに挑戦するのは気が引けますよね。でも、一度は「あの芸術的なバルーンアートを手軽に自分で作りたい!」と考えたことはありませんか?そう思って、今回はJBAN(Japan Balloon Artists Network)という日本のバルーンアーティストのネットワークが主催する、Bpro検定試験を紹介します。
この試験をクリアすれば、協会によってプロのバルーンアーティストとして認定されます。受験資格は17歳以上であれば問題ないとのこと。つまり、ずぶの素人である私でも受けられるんです!
受験科目は「ギフト&アレンジメント部門」「パーティ&ウェディング部門」「イベント&ディスプレイ部門」の3科目から選べて、受験料は1科目につき5000円です。30分の筆記試験と仕様書を提出する技能検定があり、それぞれ100点満点のうち80点以上を取れば合格となります。意外と合格点が高い…。
Bproの資格を持っていると、装飾のお仕事などを優先的に頂ける模様なので、趣味だけではなく副業として新しい挑戦の場を求めている方には取り組みやすい資格試験です。
・公式サイト:JBAN
▼折り紙
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消しゴム、風船と来て、次はもちろん(?)折り紙です。日本折紙協会は、「折紙講師」と呼ばれる資格認定制度を設けています。16歳以上で日本折紙協会の会員であれば誰でも受験でき、その方法は協会が発行している「おりがみ4か国語テキスト」に収録されている約60作品を折って郵送するだけ。講師申請料は2160円と、リーズナブルな料金になっています。
ポイントは、「折紙講師」を取得後、講習会や勉強会でさらに専門知識を修得すれば、「折紙師範」や「上級折紙師範」(これこそ持っているだけで自慢できそうな資格ですね)の資格を目指せることと、「折紙講師」だけでも海外で折紙の普及と指導に携われることです。「日本の伝統文化を世界に発信したい!」、「空いている時間にコツコツ練習してプロを目指したい!」という方にはかなりやりがいのあるものだと思います。
・公式サイト:日本折紙協会
▼チョークアート
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小学生だった頃、学校の黒板にチョークで落書きをしてインスピレーションを鍛えたことはありませんか?最後に紹介するのは、そんな方々にピッタリなチョークアートの認定試験です!
チョークアートとは、特殊な塗料を塗った黒板に消えない絵や文字を描くもので、よく飲食店の看板に用いられているあれですね(左図)。イギリス発祥でオーストラリアでは認知度が高いチョークアート。日本には「日本チョークアート協会」「CAA日本チョークアーティスト協会」「モニークチョークアート協会」と色々な任意団体がありますが、今回はその中でも「CAA日本チョークアーティスト協会」が主催する認定講師試験をご紹介します。
応募資格が当協会の講座を受講修了した者、試験受講料が3級でも20,000円、1級だと30,000円、さらに試験が筆記と実技そして実務を合わせて計6時間半もあるなど、試験としてはかなりヘビーなものとなっています。ですが、身に付くスキルは超一流!!お金・時間ともに余裕がある方にこそ、ぜひチャレンジしてほしい資格ですね。
・公式サイト:CAA日本チョークアーティスト協会
▼ジグソーパズル
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適度な時間潰しにはもってこいのジグソーパズル。そんなジグソーパズルにも、検定試験があります。その名も、ジグソーパズル達人検定!!ジグソーパズル達人検定委員会が取り仕切っているもので、日本全国誰でも受験できます。
種類は達人検定から超達人検定、さらに超達人EX検定などがあり、それぞれ1~3級が存在します。この検定の面白いところは、在宅受験であることと2人で挑戦できるダブルス受験があることです(笑)
もちろん1人での受験も可能なので、独力で、または誰かと協力して達人級のパズルに挑んでみてください。
・公式サイト:ジグソーパズル達人検定
▼まとめ
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いかがでしたか?調べてみると、「こんなのにも資格・検定があったんだ!」というものがたくさんありました。
今、皆さんが必死になって取り組んでいるものにも、もしかしたら資格試験が存在しているかもしれません。資格は、試験や検定に合格した証明だけではありません。資格勉強を通して、一生モノのスキルを得ることができます。また、新しい趣味との出会いは、新しい自分・新しいコミュニティー・新しい友人に出会えるきっかけです。
皆さんも、変わった資格・検定を通して、新しいまなびを見つけませんか?
▼【おまけ】掃除
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家事の代表格である掃除にも、実は検定があります。一般社団法人の日本掃除能力検定協会が行っている掃除検定、通称「掃検」です。掃検には1~5級があり、5級を取得すると4級、4級を取得すると3級に挑戦できるステップアップ式の検定になっています。
「これって、家の掃除をもっと上手にこなすための検定でしょ?」
とお考えの皆様、それは違います!この検定、実は就職・転職にも使えるんです!4級より上はオフィスや飲食店の清掃業務に必要な知識が試されており、
2級・1級では筆記試験に加えて実技試験が設けられています。
2級以上は掃除テクノロジー関連事業での独立を望んでいる人向けの検定であり、
これを取れば副業・本業として掃除と向き合っていくことも可能です。公式テキストは1800円、検定料金は3800~6800円(2級の実技試験は別途38000円!)ですが、掃除好きな方や新しいビジネスに興味がある方には、かなり意味のある検定ですよ。
・公式サイト:日本掃除能力検定協会