日々のストレッチで病気・怪我を予防!? ストレッチを続けるほうがいい理由

日々のストレッチで病気・怪我を予防!? ストレッチを続けるほうがいい理由

2015年06月10日
  • 皆さんは、自分の身体を「リセット」していますか?

    次の日に疲れを残さないためにも、1日のどこかで身体をリセットしてあげることはとても大切です。そこで、効果的なのが簡単にできるストレッチ

    今回は、仕事の合間や自宅でテレビを見ながら、寝る前にベッドの上で……など、さまざまなシーンで簡単にできるストレッチ方法を紹介します。

どうして身体をリセットする必要があるの?

  • ストレッチ

    現代は「ストレス社会」と言われるように、私たちの身体は毎日多くのストレスにさらされています。

    肩こり・疲労・頭痛・腰痛・不眠・自律神経の乱れ・イライラ・免疫力の低下など、ストレスは身体に様々な影響を及してしまいます。ストレスのない生活を送るのが一番ですが、それはなかなか難しいですよね。

    また、年齢とともに運動量も減ってきます。運動量が減るということは、筋肉を使う機会が減るということ。そのため、筋力の低下や筋肉の硬化・関節可動域が狭くなるなど、身体にとっては良くない影響を及ぼします。

    ストレスや運動不足で生じたトラブルを身体に残してしまうと、重大な病気や怪我につながる危険性もあります。だからこそ、これらの症状を感じる前や、感じたときにすぐ身体をリセットすることがとても重要になってきます。

トラブルを抱えたままの身体ってどんな状態?

  • ストレッチ

    トラブルを抱えたままの状態の筋肉は、血行が悪く・硬く・疲労しやすくなっており、古いゴムのような状態です。

    新しいゴムは伸縮性に富み、引っ張っても簡単に切れたりしません。しかし、古いゴムは伸縮性がなく、引っ張ると簡単に切れてしまいます。同じように、筋肉も古いゴムのような状態になってしまうと、怪我をしやすい身体になってしまいます。

    また、筋肉は関節の動きにも関連しているため、関節をスムーズに動かすことが困難になってしまうこともあります。

ストレッチの効果とは?

  • ストレッチ

    それでは、ストレッチには具体的にどんな効果があるのでしょう??

    1:怪我を防止する

    深い呼吸と連動させ、自重(=自分の身体の重さ)を使って緩やかに筋肉をストレッチすることで、筋肉の柔軟性の向上と筋力を強化することができます。その結果、動作の自由度が増し、身体を大きく楽に動かせるようになるので、突発的な衝撃や事故などに対して素早く反応できるようなります。

    2:自然治癒能力を向上させる

    ストレッチによって血流・リンパの流れが良くなることで自然治癒能力が向上します。また、肉体的疲労も解消してくれます。

    3:免疫力を向上させる

    身体を活発に活動させる交感神経が優位になっている状態から、身体をゆったりさせる副交感神経が優位な状態に切り替える作用があります。この作用によって、精神的リラックス・深いリラクゼーション効果を得ることができるため、免疫力が向上します。

ストレッチをする際に気をつけたいこと

  • ストレッチ

    せっかくストレッチを始めても、間違った方法で続けていては先にご紹介したような効果は得られません。それどころか、ストレッチをすることで怪我をしたり、身体を傷めてしまったりすることにもなりかねないのです。

    1種類を20秒だけでOK

    ストレッチを長い時間、たくさんの種類を行う必要はありません。1、2種類のストレッチを、20〜30秒程度行うだけでも十分です。負担を感じることなく、気楽に続けられることが大切です。

    深い呼吸を忘れない

    息を吐く時は長めに吐き、徐々に筋肉を伸ばします。呼吸が深くなればなるほど、緊張が緩和され効率的に筋肉をストレッチすることができます。

    反動をつけ、力まかせに筋肉を伸ばさない

    「どの部分の筋肉をストレッチしているのか」「身体のどの部分が緊張しているのか?」「気持ちいい」など、自分の身体と会話するようなイメージでのんびりと行いましょう!痛みがひどいときは、無理にストレッチを行わないでください。

お悩み部分別!ストレッチ方法

  • 肩こりに効果的なストレッチ:その1

    ストレッチ

    【やり方】
    1:両手を後ろで組みます。
    2:組んだ手を斜め後ろに息を吐きながら引きます。
    (★ポイント)大胸筋が左右方向に広がっていくイメージ
    3:息を吐きながら手を元の位置にゆっくり戻します。
    (★ポイント)左右の肩甲骨の間が左右に広がるイメージ
    注意:背面で手を組むことが困難な場合は、タオルなどを代用してください。

    肩こりに効果的なストレッチ:その2

    ストレッチ

    【やり方】
    1:両手を胸の前で手を組みます。
    2:息を吐きながらゆっくりと組んだ手を前に突き出します。
    (★ポイント)手を突き出すときに意識して欲しいのは「肩甲骨」。肩甲骨が左右に離れるのを感じてください。
    3:息を吸いながらゆっくり最初のポジションに戻っていきます。
    (★ポイント)最初のポジションに戻るときも肩甲骨が元の位置に戻っていくのを感じてください。

    首こりに効果的なストレッチ

    ストレッチ

    【やり方】
    1:みぞおちに指を置いて、動きの起点を確認します。
    2:息を吐きながらみぞおちから頭までをゆっくり側方に倒します。
    3:息を吸いながら元の位置に戻ります。
    4:息を吐きながら反対側にみぞおちから頭をゆっくり倒します。
    5:息を吸いながら元の位置に戻ります。
    (★ポイント)側方に倒れた時、頭の重さをじっくりと感じてください。「柳」や「稲穂」になったようなイメージで!

ポイントは「ゆるゆる~」と行うこと!

  • 身体の状態は、一定ではありません。日々、変化するものです。ストレッチの回数は、「軽くなる」「温かくなる」「楽になる」「動かしやすくなった」「伸びた感じがする」「緩んだ感じがする」……という心地よい感覚を、身体が感じるまで続けてみてください。

    簡単なことでも、毎日続けるのはなかなか難しく、「やらなければ!」と思うほど、なかなか続けられなくなってしまいます。まずは、ふと「肩が凝ったな」、「疲れた」などと思った瞬間に、「試しにやってみよう」という程度のゆるいスタンスから始めてみましょう。

    身体が「楽になる」「気持ち良い」「軽くなる」などの感覚が得られるようになると、自然と身体の方が「リセットしたい!」と要求してくるようになってきます。ゆるゆるとしたスタンスで、身体をゆるめて日々のリセットを楽しんでください。
    <ナビゲーター>
    服部先生
    服部 晴子 Seiko Hattori
    フリーダンサー

    フリーダンサーとして伊藤キム、山田せつ子などの作品に出演。国内・海外(NY/ジャカルタなど)公演に参加。ダンスエレマン・斎藤梢バレエスタジオでバレエを指導。

    詳しいプロフィールはこちら>

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