薬膳でストレスをしずめる!自宅で簡単にできる薬膳の3つのポイント

薬膳でストレスをしずめる!自宅で簡単にできる薬膳の3つのポイント

2015年06月22日
  • 疲れているときは職場につくまでに、溜め息のひとつもでるというもの。疲れや肩こり、冷えやすい身体などの対策や、ストレスからくるモヤモヤを改善したい……そんなときは、「食」を見直してみませんか?

    しなやかに生きていくための「食」を考えるために、自宅薬膳を取り入れてみましょう!

薬膳でストレスをしずめる3つのポイント

  • 1:内臓と感情の関係性

    薬膳

    中医学では、臓腑と感情は深い関わりを持ちます。怒りは肝臓と胆のう、喜びは心臓と小腸が深く関わってきます。胃、脾(膵臓や消化器など)では「思い過ぎて気が結ぶ」と言い、消化機能がにぶくなると食欲が落ちてしまいます。

    肺・大腸は悲しみ、腎臓と膀胱はいわゆる「元気」に関わってきます。臓腑と感情はセットで捉えるのが、中医学では一般的です。

    2:身体の仕組み

    薬膳

    自身の姿や形は、誰もが鏡を通して認識していると思います。では、身体の内側にイメージをふくらませてみたことはありますか?

    肝機能がいき過ぎていたり、胃腸が弱っていたりするときに、食事に気をつけていることはあるでしょうか。食べたものは、それぞれ特定の臓腑に作用し、機能を高めて栄養となります

    あるいは、消耗して機能低下を招き、いつのまにか不健康な身体を作ってしまっていないでしょうか?

    不調を抱え込んでしまい、病気とはいえないけれど具体的な症状が顕著ではない……という症状を、中医学では「未病」といいます。この段階で気をつけておかないと、次のステップで病気を抱えてしまうおそれもあるのです。

    3:食材の組み合わせ

    薬膳

    薬膳で一番大切なのは、「食材の組み合わせ」です。症状によって、摂るべき食材が変わってくるため、食材を上手に組み合わせ、調理しましょう。

    ▼ 症状別・おすすめの食材組み合わせ

    ■イライラを解消したい……セロリ、クレソン、きゅうり、春菊 など
    ■集中できない……いんげんまめ、きゃべつ、じゃが芋、栗 など
    ■気力を消耗してしまった……白豆、白胡麻、長いも、卵 など
    ■食欲がなく、意志力低下が気になる……紫蘇、大根、イチジク、黒豆、黒胡麻、胡桃 など

    ▼ お茶でも簡単に取り入れられる!

    ■冷え症である……温性のジャスミン茶、杜仲茶
    ■風邪ぎみである……枇杷茶
    ■気の巡りをよくしたい……乾燥させたみかんの皮とプアール茶

    お茶の基本量は3g〜10gです。まずは1週間ほど続けて、効果をじわりと感じるものがあれば続けてみましょう。

まとめ

  • 体質に問題があるのか、疲労がたまっていないか、精神が病んでいないか……身体の不調にも、原因はさまざまです。

    改善策を探り、食やお茶で上手に身体の内側にアプローチすることで、血の巡りがよくきれいな水液が流れる、すっきりした元気な健康体に近づくことができます。

    健康な身体への第一歩のために、日常に薬膳を取り入れてみてはいかがでしょうか?
    <ナビゲーター>
    imaizumi先生
    Imaizumi Kazuko
    国際中医師・薬膳師

    太極拳教室主宰。国際中医師、国際薬膳師の資格を取得。健康と気功の教室を主宰する。現在、やさしい薬膳と健康法について執筆中。

    詳しいプロフィールはこちら>

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