
ヨガブロックってそもそも何?使い方と選び方をご紹介!
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ヨガを始めると必ずぶち当たる壁があります。
それが
「ポーズ(アーサナ)ができない!!」
この場合における大体の原因が体が硬いということです。
ヨガのポーズはなかなか難しいものも多く、無理してやろうとすると体を壊しかねません。
そんな時に便利なのがヨガブロックです。
今回はそんなヨガブロックについて使い方や選び方についてご紹介します!
そもそもヨガブロックって何?
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最初に紹介したようにヨガブロックとは
ポーズ(アーサナ)ができなかった時に使われる物で、このようにヨガをするための補助機器のことをプロップスと言います。
プロップスはヨガブロックだけでなく他にもベルト、ブランケット、ボルスターなどの種類があります。
どれも用途が異なり、自分がしたいポーズ(アーサナ)によって使い分ける必要があります。
プロップスは、ポーズ(アーサナ)をするにあたって姿勢を補助することに役立ち、誰でも無理なく安全に、正確にポーズ(アーサナ)をすることができるようになります。
身体が硬い人、怪我を抱えている人、筋力が弱い人などが無理に力や柔軟性だけでアサナをしようとするのは非常に危険で、アサナの効果を得られないばかりか逆に身体を害してしまいます。
実際にそのような誤ったアサナの練習によって身体を壊している生徒を見て、グルジーは長年の試行錯誤の末、現在私たちが使用しているプロップスを考え出したのです。
(出典:アイアンガーヨガ教えます!)
グルジーとは尊敬する師という意味で、ヨガの用語の一つです。
覚えておくと便利かもしれません♪
ヨガブロックはあくまでポーズ(アーサナ)を補助するものなのでヨガブロックに代わるものがあれば十分でもあります。
ヨガブロックの使い方
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ヨガブロックはポーズの補助に使うものです。
なので、単純に
「このポーズきついな…」
「このポーズちょっと無理かも…」
と感じたら使ってみましょう。
例えば三角のポーズ(トリコーナアサナ)
手をすねまで持っていき、胸を開くのが三角のポーズ。
(出典:satya live yoga)
このポーズのきついポイントとしては
- 手が地面、足のすねまで届かない。
- 届いても胸を開くことができない
- 足を伸ばしすぎてしまう
などが挙げられると思います。
こんな時、ヨガブロックの登場です。
例えば、手が足まで届かないのでブロックを使って手のつく位置をもう少し上に上げてみましょう。
(出典:今更聞けないヨガブロックの使い方!)
このようにすれば手の位置が上がるので楽にポーズをすることができますよね。胸も開きやすくなるので正しくポーズをすることができるようになる。
(出典:9 Ways to Use a Yoga Block)
こちらは回転したトリコーナアサナですが、ブロックを縦ではなく横に置いてポーズをしていますよね。
縦で慣れてきたら横にして、最後にはブロックなしでできるようになることを目指しましょう。
そしてブロックは足にも使えます。
(出典:ヨガブロックで5つのポーズをつくろう!アイアンガー的な練習方法)
足が伸びすぎてしまう人はふくらはぎの下にブロックを入れるとブロックがふくらはぎを下から押し上げてくれるので足を伸ばしすぎる心配はなくなります。
このようにブロックの使い方は自分の状況に応じて臨機応変に使い分けることができるのです!
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代表的なブロックの置き方は3通りあり、ハイ・ミドル・ロウと呼ばれています。
(出典:yoga works)
置き方を変えてみたり、ブロックを複数使うことで高さを変え自分にあったところを見つけることが大切です。
そしてブロックを置く時はなるべく、ヨガマットの上におきましょう!
一番大切なことはなるべくブロックが倒れないようにして使うことです。
つまり
安定感
ですよね。
次はヨガブロックの選び方についてご紹介します。
ヨガブロックの選び方
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ヨガブロックは大きく「コルク」「EV樹脂」「竹、木材」の3種類に分類されることが多くあります。
そして最も多くのヨギーから愛用されているのがコルクのヨガブロックです。
他の2種類と比較し圧倒的に安定感が異なることが特徴です。
(出典:AliExpress)
コルクの特徴として、とても頑丈で安定感があるということ、そしてヨガはとても汗を掻くのでその汗を吸収してくれます。
その結果、汗で滑るという心配もなくなるのです。
欠点もあって、汗を吸収する分そのまま放置して置くと嫌な匂いが発生しやすくなります。
ヨガの後は水洗いして、軽く拭き太陽の光で乾かすのがベストでしょう。
他の2種類についても紹介して置くと
「EV樹脂」は色合いも多く、コルクと比べると安いという特徴があります。
(出典:AliExpress)
また、柔らかいものも多いので持ち運びに便利でもあります。
しかし、とても汚れやすいのが欠点。
汗も吸収してくれないので滑りやすいです。その結果、コルクと比べると安定性には劣ります。
「竹・木材」のヨガブロックはアメリカ・ヨーロッパ圏で人気があります。
(出典:AliExpress)
アジアンな雰囲気があるということで魅力的だと感じ利用している人が多いらしいです。
他のブロックと比較し圧倒的に固く、安定しているのも特徴です。
かつ適度に重いのでポーズをする際には最適なのですが、やはり汗をかいてしまうと滑りやすいという面もあります。
触った感じも木の床に近いのでなるべく、地面に近い感覚で使いたいという方にはオススメかもしれません。
(画像出典:Yoga class at Peace Hall requires patience, not perfection)