
この時間にはこれを飲むべし!飲み物のベストな飲むタイミングをまとめました!
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こんにちは。まなぶーん編集部です。
「朝は1杯のコーヒーから始まり、昼に紅茶を1杯、夜は健康を意識して野菜ジュース…」
なんて生活をしている人はいませんか?
どこにも問題はないように見えますが、実はこのように飲み物を摂取している人は、 含まれている成分によって悪影響を受けている可能性があるんです!
各飲料には1日のうちに飲むべきタイミングがあります。
そこで、各飲料の時間ごとのメリット・デメリットを挙げて、どの時間に何を飲んだら良いかをまとめました!
最後に飲むべき・避けるべき時間が一目でわかる表を載せたので、こちらも要チェックです!
コーヒー
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「眠気覚ましに効く」と言われるコーヒー。
その原因となるのがカフェインです。
カフェインには、中枢神経を刺激して脳を覚醒させる作用と、アデノシンと呼ばれる睡眠物質を抑制する作用があるため、コーヒーを飲むと眠気を抑えることができます。
ということは、
「朝飲めば1日の眠気も抑えられるはず!」
…なんですが、そこに落とし穴が!
それには、脳の覚醒を促すコルチゾールというホルモンが関係しています。
アメリカの神経科学者Steven Miller氏の研究によると、コルチゾールの分泌量は明け方に増え始め、起床時にピークを迎えて、その後1時間は高水準を維持します。
その時間帯を平均すると午前8時~9時になるらしいのですが、この時間にコーヒーを飲むことは、覚醒している体に余計なカフェインを摂取する行為となってしまうのです!
これを継続すれば、カフェインに対する耐性を高め、カフェインが効きにくい体になってしまい、さらにカフェインを過剰摂取するようになるとのこと。
コルチゾールの血液濃度が高まるのは、他に正午~13時と17時半~18時半の時間帯なので、これらのタイミングでコーヒーを摂取するのも避けた方が良いです。
反対に、コルチゾールが減少する9時半~11時半は、コーヒーを飲むのにベストな時間帯と言えるでしょう。
(参照:Brain Fact. org)また、脳の覚醒作用は6時間ほど持続するので、深夜0時に就寝する場合は夕方の18時以降にコーヒーを飲むことはやめておきましょう。
【まとめ】コーヒー
◎(飲むべき時間)…9時半~11時半
×(避けるべき時間)…8時~9時、12時~13時、17時半~24時
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まなぶーんキュレーション:
あなたのコーヒーがもっと美味しくなる!コーヒーのおすすめ講座 > >
茶
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コーヒーと同様に、紅茶・緑茶などの茶類にもカフェインが含まれています。
カフェインの含有量が少なく、また茶類はタンニンというカフェインの作用を抑制する成分を含んでいるため、コーヒーよりはカフェインの影響を受けにくいですが、それでも朝・夜に大量摂取するのは避けた方が賢明です。
お茶の中でもノンカフェインの麦茶などはそのような効果をもたらさないので、朝飲むのにピッタリの飲料と言えます。
また、緑茶などに含まれるテアニンという物質には、脳の興奮系神経を鎮めることで、リラックス効果をもたらすと言われています。
日中にテアニンを摂取しても眠気をもたらさないことも証明されているので、お昼に飲む緑茶は午後からの仕事に良いリラックス効果をもたらしてくれますよ
(ただし、カフェインがコルチゾールを抑制する12時~13時は避けてください)。
(参照:太陽化学株式会社)【まとめ】茶
◎…9時半~12時、13時~15時
×…8時~9時、12時~13時、17時半~24時
オレンジジュース
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ビタミンCにはメラニンの生成を抑制する働きがあるので、肌のシミを防ぎます。
しかし、オレンジを始めとする柑橘系の果物には、ソラレンという物質が含まれており、それを摂取すると肌が紫外線を吸収しやすくなるというデメリットも存在しているのです。
晴れた日の朝にオレンジジュースを飲むにはやめておきましょう。
ソラレンは摂取してから約8時間程度で、代謝されると言われています。
夕食時に摂取すると、朝には代謝されるので、オレンジジュースは夜に飲むのをおすすめします(ただし、カロリーには気を付けて!寝る直前はなるべく避けましょう)。
(参照:Natural Healthy Standard.)また、シミ防止のためなら、朝はトマトジュースにしましょう。リコピンにはメラニン生成を促進する活性酸素を取り除く働きがありますよ。
【まとめ】オレンジジュース
◎…18時~22時
△…22時~24時
×…7時~9時
野菜ジュース
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主成分が野菜である野菜ジュースは、どの時間に飲んでも基本は問題ないのですが、効果的なダイエットが目的ならば、代謝と血流を良くするために朝飲むのがおすすめです。
ただ、朝飲む場合は含まれる成分によって注意が必要です、先述のように、ソラレンを含む柑橘類などが入っている野菜ジュースは、朝に飲むのを控えましょう。
また、15時以降に飲むのもおすすめです。15時といえば、昼食から2時間ほど経ち、小腹がすいて集中力が下がってくる頃。
この時間に野菜ジュースで小腹を満たすことで、脳の栄養源であるブドウ糖を補給して残りの時間の集中力を高められるという効果をもたらします。
(参照:野菜ジュースを飲む前に知るべき事)唯一避けた方が良いと断言できるのが22時~深夜0時!野菜ジュースには高カロリーのものがあるので、寝る直前に野菜ジュースを飲むと太ってしまいますよ!
【まとめ】野菜ジュース
◎…15時~16時
△(注意が必要)…7時~9時
×…22時~24時
グリーンスムージー
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グリーンスムージーとは、生の葉野菜とフルーツと水をミキサーで混ぜ合わせたジュースのこと。加工する際に加熱・殺菌処理を行っている市販の野菜ジュースよりも、より効率的に栄養分を摂取可能です。
1日1食と置き換えればダイエットにもつながります。
グリーンスムージーだと1時間ほどで消化されるので、グリーンスムージーを夕食と置き換えることで、胃に食べ物が残った状態で寝てしまうことを避けられます。
(参照:Natural Healthy Standard.)一方で、朝食と置き換えるのは良いことばかりではありません。
野菜ジュースと同様、含まれる成分によっては体に悪影響を及ぼします。
材料を選ぶ際には、それぞれの野菜・果物の成分を徹底的に調べてからにしましょう。
最近では「低温低圧圧縮方式」で搾り出した野菜・果物・ナッツ類100%の抽出液であるコールドプレスジュースの専門店も続出しているので、グリーンスムージーの代わりにこちらもどうぞ♪
コールドプレスジュース専門店:Why Juice?
【まとめ】グリーンスムージー
◎…18時~22時
△…7時~9時
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まなぶーんキュレーション
スムージーの効果や美味しい組み合わせを知って、レシピのレパートリーを増やしましょう。スムージレシピ他、お肌も腸内もきれいになりたい方にオススメのストアカの講座は<こちら>
牛乳
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目覚めてすぐの牛乳は、胃腸に刺激を与えて便秘解消をもたらします。
また、寝る前の牛乳は骨からカルシウムが溶け出すのを予防します。
さらに、骨がもっとも成長するのは夜10時から夜中2時までの4時間です。寝る前にコップ一杯の牛乳を飲んでから寝ると、骨の成長にもカルシウムが効率よく働くのです。
(参照:丹那牛乳)【まとめ】牛乳
◎…7時~8時、22時~24時
豆乳
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豆乳に含まれる大豆サポニンは、脂質・糖質の吸収を抑え、満腹中枢を刺激するので、食事とともに飲むと食べすぎを防いでくれます。
更に、大豆ペプチドには脂肪の燃焼を促し、基礎代謝を高める働きがあります。よって、朝の豆乳は、通勤などの軽い運動と相まって、脂肪燃焼効果をもたらします。
睡眠中は日中にダメージを受けたお肌や筋肉が修復されます。夜に豆乳を飲むと、大豆イソフラボンがコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促すので、肌の保湿力を強化する作用がありますよ。
(参照:Slism)【まとめ】豆乳
◎…8時~9時、12時~13時、18時~24時
水
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「朝にコップ一杯の水を飲むと良い」とよく言われます。
その効能の1つが便秘予防です。日頃から便秘しがちの人は、目覚めにコップ一杯の水を飲みましょう。
また、寝ている間も汗をかいて水分を失うので、寝る直前の水も良いでしょう。
(参照:カラダカラ)【まとめ】水
◎7時~8時、22時~24時
飲むべき時間まとめ
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さて、飲料ごとの飲むべき時間をまとめると、以下のようになります。
【飲むべき時間】
7時~8時 …牛乳、水
8時~9時 …豆乳、トマトジュース
9時半~11時半 …コーヒー、茶
11時半~12時 …茶
12時~13時 …豆乳
13時~15時 …茶
15時~16時 …野菜ジュース
18時~22時 …オレンジジュース、グリーンスムージー、豆乳
22時~24時 …牛乳、豆乳、水【避けるべき時間】
7時~8時 …オレンジジュース、
8時~9時 …コーヒー、茶、オレンジジュース
12時~13時 …コーヒー、茶
17時半~22時 …コーヒー、茶
22時~24時 …コーヒー、茶、野菜ジュース【注意すべき時間】
7時~9時…野菜ジュース、グリーンスムージー
22時~24時…オレンジジュース
24時間早見表
おわりに
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いかがでしたか?
まだ研究が進んでいない成分もあるため、飲料の成分の効能には諸説あります。今回紹介した効能が覆されることもあり得るので、常に最新の情報をチェックしましょう。
もちろん、上の表の青でも赤でも黄色でもない時間帯は、著しい悪影響を受けないので安心して飲んでください。
また、茶のカフェインなど、種類によって成分量の差が大きく異なるものもあるため、一概に「この時間には飲んじゃダメ!」とは言えないものもあります。
大事なのは、どんな飲料でも飲み過ぎないことです!
各飲料にどんな成分が含まれているかを知り、食生活ならぬ「飲生活」を見直してみましょう。