
「ヨガの時に変なニオイがする…」
それはヨガマットの素材が原因かも!?
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ヨガマットの材質にもいくつかの種類があり、基本的には「マットの品質=材質」となります。
「とりあえずヨガを始めてみたい」という方はあまり気にしなくても問題ありませんが、ヨガの種類によっては向き不向きの違いもあります。
そこで今回は材質についてちょっと掘り下げてみましょう。
ヨガマットの代表的な材質は7つ
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ヨガマットは「滑らない」「ニオイが少ない」というわかりやすい特徴が宣伝されていることもありますが、基本的にマットの特徴は材質に基づいています。
・PVC(ポリ塩化ビニル)
・NBR(ニトリルゴム)
・PER(ポリマー環境樹脂)
・TPE(熱可塑性エラストマ)
・EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー)
・麻(ジュート)
・天然ゴム代表的な材質はこの7つです。実際には加工方法も関係してきますが、素材だけでもある程度の判断は可能です。
特に値段には大きく影響している場合があるので、素材による違いを知っておくとヨガマット選びの基準になります。
質感については言葉だけでは説明できないので、しっかりと選びたい方は実際に触ってみることをオススメします。
(画像出典:キ☆レ☆イ計画♪)
PVC・NBR・PER
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この3つは低価格帯でよく使われているのでまとめて紹介します。
3つとも性能にはあまり違いがありませんが「PVC=安い」「PER=エコ」「NBR=弾力」という特徴があります。
基本的に低価格帯のヨガマットはこの中のどれかが使われていることが多く、ほとんどはPVCで最近はNBRが増えています。
安いなりの品質なので開封時にベタつきがあったり、汗で滑りやすくなるといったデメリットがあるので慣れていない初心者には向きません。
また、これらの材質のマットはニオイが強めでポーズによっては気になります。敏感な方は避けたほうが良いでしょう。
(出典:Amazon.co.jp)
TPE
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(出典:Amazon.co.jp)
TPEは初心者から上級者まで幅広く人気がある材質です。ゴムとプラスチックの中間のような性質で、軽いのが特徴です。
熱に弱いため車内に放置することだけには気を付けなければいけませんが、滑りにくくニオイも少ないので非常に優秀な素材です。
水洗いもできるので常に清潔に保てることも大きなメリットです。
EVA
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こちらもTPEと同じように滑りにくくニオイの少ない素材です。
違いはTPEよりさらに軽いという点です。そのため持ち運びには一番適した素材と言えるでしょう。
ただし耐久性が低く傷が付きやすいという欠点もあります。
麻
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(出典:Amazon.co.jp)
「ジュート」とも呼ばれる麻のマットは、比較的高価なものが多い上級者向けのマットです。
麻は汗を良く吸ってくれるので動きの激しいヨガにオススメです。天然素材なので合成素材のような独特なニオイはなく、ナチュラルな香りです。
もちろん裏面はちゃんと加工してあるので滑ることもありません。表面には麻特有のチクチクがあるので気になる方は注意してください。
天然ゴム
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(出典:Amazon.co.jp)
ヨガを続けるならいつかはほしいのが天然ゴムのマットです。クッション性と安定性のバランスが良く、耐久性も高いためヨガマットの中では最高品質です。
ただし「重い」「お手入れが面倒」といった欠点もあるため、すべての面で優れている訳ではありません。
また、天然ゴムのマットは1万円以上するものが多いので、続けるかわからない初心者は避けるのが吉です。
バランスが良いのはTPE
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どの素材にも一長一短で、「この素材がベスト」とは一概に言えません。持ち運ぶのか家で使うのか、という違いだけでも選び方が変わってきます。
その中でも値段・品質・重量のバランスが良いのは「TPE 」です。TPEなら目立った欠点もありませんし、水洗いできるのでお手入れも楽々です。
とりあえず迷ったらTPEの素材を選んでおきましょう。