まなびの
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  学び × デザイン × ブランディングで作る新しいワクワク

好きなことを仕事にする

学び × デザイン × ブランディングで作る新しいワクワク

  • 2017年1月5日。

    まなびのマーケット「ストリートアカデミー」は、サービス名称を「ストアカ」に変更すると共に、新ブランドコンセプト「新しい自分に出会いに行こう」とサイトデザインの刷新を伴う大掛かりなブランドリニューアルを行いました。

    サービス開始4年半目を迎えるストアカが、なぜ「今」リブランディングを実施したのか?入社3ヶ月目のストアカ広報の兼村が、代表取締役の藤本、リードデザイナーのCorey Leeの二人にインタビューし、あえて客観的な視点でデザインの裏側にある本質的なストーリーに迫ります。

「学びが見つかるサービス」から「学びが楽しくなる、もっと学びたくなるサービス」を目指すまで

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  • ———入社間もない私だからあえて客観的に聞けるということもあるのですが、今回のリニューアルを理解するに当たって、そもそもストアカを立ち上げた時のストアカに対する想いや考え方を改めて振り返ってもいいでしょうか。創業当初目指していたコンセプトあるいは方向性はどのようなものだったのでしょう?

  • 藤本

    2012年に創業した時は、「教える」と「教わる」ニーズを直接つなげることができたら、個人が新しいことを学ぶ際の選択肢は増えるんじゃないか?というある意味社会実験をしてみたいという純粋な興味からでした。そもそも原体験として自分は新しいことを体験したり学んだりすることが大好きで、20代の頃は会社員の傍ら、映画や料理の専門学校に通っていました。周りの人達からは常に心配され、「後先考えなよ」と諭されることすらありました。その時、逆にそんなことを言う人たちこそ、本当にやりたいことをやっているのかなと思ったんです。ただ自分のように専門学校にボンと100万円払っちゃう人も少ないと思ったので、だから「まなびを自由に」というスローガンを掲げて、やってみたいことを躊躇している人の「言い訳」を撲滅するために学びの選択肢を増やそうと思ってスタートしました。

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  • ———ではローンチ時のテーマは「学びの選択肢」だったんですね?

    藤本

    いやいや全然(笑)。あたりまえですが、最初はプラットフォームはスカスカで先生も生徒も誰もいない状況なわけです。選択肢を揃える以前に一つも開催している講座がないし、そもそも先生が誰も使ってくれていないと(笑)

    だからまずは選択肢の話は一旦忘れて、とにもかくにもまずは先生を見つけて、講座を立ち上げてもらうにはどうしたら良いかをひたすら考え実践していこうと、そんな感じでした。

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  • ———先生を見つけるのがそんなに大変だったんですか?

    藤本

    大変も何も!(笑)。そもそも良い先生の定義ってなんだろう?教え上手なこと?当日ドタキャンしないこと?そもそもそういう人は何を教えていて、どこにいるんだろう?から始まり、幸運にも良い先生に出会えたとしても全然口説けないから、先生が使いやすいシステムってなんだろう、先生のニーズってなんだろう?みたいなことにとにかく向き合ってきました。
    最初の1年は、ひたすら先生を見つけてストアカを使ってもらうよう口説いて、先生向けに機能やガイドラインなどを整備していきました。

     

  • ———それを続けていったら・・・?

    藤本

    2年目には良い先生がいるサービスになりました。3年目にはさまざまなジャンルの先生が総勢2,000人以上集まってきました。それでやっと「学びの選択肢」があると言ってもよい状況になってきたなあと。
    でもその頃から気になり出したことがあって。選択肢が揃ってきたらみんなじゃんじゃん学ぶのかなと思っていたんですが、実際そうでも無かったんです(笑)

    ストリートアカデミーというサービスの存在は知っているのに、学ばない人が結構いるということに課題意識を持ち始めました。

  • ———先生が揃っているのに学ばない人が多いんですか?なぜでしょうか

    藤本

    しかもタチが悪いのが、誰も興味が全くないというわけじゃないみたいで、自分が「こんな講座に行くとこんなことができるようになるの知ってます?」って言うと「ああそうなんだ、じゃあ行ってみるね」とか、案外素直に学んでくれたりする。世の中には、学びに対してちょっと晩稲(おくて)の人がいると気づきました。

    好きな人は何も言われなくてもどんどん講座を探して受けます。だけど晩稲の人は、社会人になってから体系的に学ぶのが恥ずかしいのか、単純に思い至らないのか、何を学んだらいいのか、自分はどんなことに興味があるのか、イメージすらつかないという人が結構いて、その人たちには、提案したり背中を押してあげる必要があるということに気づきました。

リブランディングはパズルの最後のピースだった

  • ———学んでいない人の背中を押すためには、どんなことをしてあげる必要があったんですか?

    藤本

    学びの選択肢の豊富さのみならず、気軽さを提示したり、学ぶことの楽しさや、学ぶとこんなことが見えてくる、人生も変わるんだよ!というイメージを見せてあげる必要があると感じました。
    例えば営業マンとして行き詰まりを感じている人には、「企画」というスキルを身につけるとマーケティングというキャリアが見えてくるかもしれないし、エクセルはサラリーマンに必要なスキルじゃないの?と思っている個人事業主の人には、「エクセルで事業計画が作れたら、公庫からお金借りれるかもしれないよ」とかね。

    そういった提案をしながら、ストアカ自体も「学びが見つかるサービス」から「学びが楽しくなる、もっと学びたくなるサービス」へと発展していけばユーザーの潜在的な欲求にも刺さるかもしれないという方向性が見えてきました。

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  • ———具体的にはどんな取り組みを行ったんですか?

    藤本

    例えばamazonのブックリストのように、GOAL(目的)別に学ぶべき講座をキュレーションする機能を用意しました。例えば「おうちパーティでおもてなしができる」ようになるためには、これとこれをスキルとして学べばいいんだよ、というようなものです。その他にも、講座サイト上でできることとして、講座の受講予約以外に、先生のインタビューや体験レポートなど記事を用意することで、予約や決済をしなくても読むだけで面白いと思えるサイトを目指すなど、全く興味のなかった人を学びに引き寄せるコンテンツを打ち出すことに注力しました。

  • ———その辺から今回のブランドリニューアルに繋がってきていますね

    藤本

    そう、学びの欲求をくすぐる方向性に舵を切っていったんですが、やはり今まで通りのサイトのデザインやUIでは、基本は教える人にとっての使いやすいサービス、そして彼らの集合体としての学びの選択肢、というイメージが大き過ぎて、学びの楽しさやワクワク感を表現するには機能だけでなく、デザインコンセプトから抜本的に見直す必要があると感じました。先生向けのUIや機能の改善はかなり実現してきたという自負があるので、その先の「学びが楽しくなる、もっと学びたくなるサービス」に進んでいくには、それがサイトのレゾンデートル(存在意義)であるという定義と意思を内外に示す必要があると感じたんです。
    このタイミングでリブランディングして、潜在的な学びの需要をもっと喚起することで、教える側と学ぶ側のバランスが整い、当初から目指していた「まなびを自由に」するためのパズルの最後のピースをはめることがきると思いました。

学び × デザイン × ブランディング

  • ———新しいサービス名称の由来はなんだったのでしょう

    藤本

    「ストリートアカデミー」は、「ストリート=巷の」「アカデミー=学び」という二つの反対語をくっつけてファンキーさを狙ったのですが、実際のところ「アカデミー」という言葉が教室で座学で勉強する「学校」をイメージしてしまい、カジュアルさがなかなか伝わらなかったんです。かつ単純に長い(笑)のでユーザーの間では「ストアカ」が通称になっていたんです。今回は「アカデミー」から脱却し、より身近な存在になるために「ストアカ」という名称にしました。

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  • ———ロゴと同列で使用するシンボルも新しくデザインされました

    藤本

    以前はサービス名称=シンボルでもあったのですが、今回は別にしました。シンボルを見ただけでもストアカだと認識してもらいたいという思いがあったからです。

  • ———シンボルのデザインの意味、メッセージを教えてください

    Lee

    このシンボルのおもしろさは、見る人によって違う意味にとれることだと思います。木とも見えるし、家や矢印にも見えるかもしれません。

    とはいえベースはまっすぐ上へ伸びる「木」を表していて、「枝葉」で人それぞれの生き方、進む道の自由さを表現しています。ストアカに来て学ぶことで、それぞれがいろんな方向へ進んでいって欲しいからです。

    色も今までの1色から3色に増やすことで、遊び心を入れて学ぶ楽しさを出せたらいいなと思いました。3色はさらに先生(緑)・生徒(赤)・ストアカ(黄色)が三位一体で成長していくことも表してます。

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  • ———ロゴとシンボルの変更だけでもリブランディングと言ってもよいと思うのですが、今回サイトデザインも大きく変わりました。個人的にとてもかっこ良くなったと思うのですが、変更した理由は?

    Lee

    ブランディングにとって一番大事なことは統一感です。

    ブランドコンセプトを表しているデザインで全てを統一することで、デザインを見ただけで、ロゴを見ただけで、香水のように匂い立つブランドの世界観ができ上がります。世界観が統一されていると、同時に安心感も与えることができます。だから同じタイミングでサイトデザインも変更しました。

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  • ———サイトデザインのコンセプトを教えてください。

  • Lee

    ストアカの新しいブランドコンセプトは「新しい自分に出会いに行こう」。これまで学んでこなかった人にも学びの楽しさを伝え、体験することで今まで知らなかった自分に出会ってほしい。そのために人の感情に訴え、ワクワクしてもらうサイトを目指しました。

    これは裏返すと、もともと学びに興味がない人に興味をもってもらいたいということで、ハードルは高い(笑)。言葉だけでなく目からの情報でエキサイトするような、デザインとコンテンツ・機能の配置に変更しました。機能もただそこにあるだけではダメで、機能をより生かすためには戦略的デザインが必要です。

  • ———それほどまでにデザインが重要な理由を教えてください

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  • Lee

    特に学びや教育という世界では、デザインはとても重要です。なぜなら扱う商品が、形がないものだからです。
    学び始めようと思う動機も自分のやる気であり、学びを継続していくのも自分自信、結果満足できたかどうかを決めるのも、自分のモチベーション次第です。だからデザインで学ぶ人のやる気を喚起させたり、モチベーションを維持してもらうことがとても大切なんです。「おしゃれでかっこいいところで学んでいる自分」というだけで、すごいやる気になるじゃないですか(笑)サイトのイメージが、学んだ先になる自分をイメージできるような、そんなデザインでありたいと思ってます。かつデザインが良ければ愛されるサービスになります。

    デザインによって、目的がなくフラッときてもブラウジングが楽しい「気軽な学び」サイトになれば、ストアカのブランディングが「学び」全体のイメージを、気軽な楽しいものに変えていけると思ってます。

     

リブランディングから始まる、学びがライフスタイルの一部になる未来

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  • 藤本

    ストアカが目指す立ち位置は、かっこつけた言い方をすると「学びのファストファッション」といっていいのかもしれません。高いお金を出してハイブランドの服を買うような、高い学費や長い学習期間をコミットする学びではなく、気軽にいろんなおしゃれを楽しめるファストファッションのように、ストアカでいろんな学びにチャレンジしてほしい。

    そうなることで、学びが特別なものでなく、ライフスタイルの一部になる日が来ると思ってます。ショッピングや飲み会のような感覚で、明日学びにいく?なんてように。

  • ———リブランディングの後は、何か予定されてますか?

    藤本

    もちろん!これからが始まりです。

    その一つとしてこの「まなぶーん」もリリースしました。
    日本初の、
    社会人になって学ぶということの楽しさを広く世の中に発信していくためのウェブメディアです。

    その他にも、新しいコンセプトに従い、今まで学ぶなんて思いもしなかった人が学びたくなってしまうような、新しい挑戦をしていきます。新生「ストアカ」に期待してください!

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