まなびの
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  会社員からコンサルタントとして独立。働き方が変わっても私が学び続ける理由

キャリアの幅を広げる自分の強みを生かす

会社員からコンサルタントとして独立。働き方が変わっても私が学び続ける理由

  • 今回インタビューする貝井さんは、1年半の間に実に75回も受講された生徒さん。しかも話し方、エクセル、プレゼンなどのビジネススキルに始まり、WEB・IT、英語、はては料理まで、かなり多岐にわたるジャンルのスキルを学ばれています。ご自身も事業継承コンサルタントとして、定期的にセミナーを開催するほど知識をお持ちなのに、なぜ学び続けていらっしゃるのでしょうか。

    これまでのキャリアと、学生時代から一貫して続けてこられた「学び」に対する熱い思い、そして今なお継続している学び欲求の背景についてお聞きしました。

スキルを頼りにサラリーマンを辞めて独立の道へ

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  • 藤本

    まず最初に、ストアカで学ぼうと思われたきっかけについて教えてください

  • 貝井

    サラリーマンを辞めて「独立しよう!」と決めた時期に、パワーポイントを使いこなせるようになりたいという欲求がありました。それでパワーポイントが学べる研修やセミナーを探していたんですが、昼間に開催されているものが多かった中で、たまたまネットでストアカのパワーポイント講座を見つけたんです。土日にやっているので勤務時間外でも行けるし、値段も安くてちょうどいいなと思って受講したのが、ストアカとの最初の出会いでした。

  • 藤本

    最近独立されたのですね。以前はどんなお仕事をされていたんですか?

  • 貝井

    直近ではベンチャー企業で管理を担当していましたが、その前は大手の電機メーカーで管理畑を歩み、その前は、実は新卒では監査法人の会計事務所に入社して数年間働いていました。

  • 藤本

    会計事務所ってことは、もしかして公認会計士の資格をお持ちとか?

  • 貝井

    はい。ちなみに公認会計士以外にも、税理士、社労士、中小企業診断士の資格も持っています。

  • 藤本

    ええっ?本当にサラリーマンだったんですよね(笑)

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  • 貝井

    はい、監査法人を経て、大手電機メーカーで海外の子会社の経営管理をする部門に入りました。ゆくゆくは海外に赴任したかったのですが、会社が経営難に陥り異動の望みもなくなったので、経営管理の経験を活かすため、IPOを準備していたベンチャー企業に転職しました。

    そして一年ほど前に、自分のスキルを更に活かすため、個人での独立を志向するようになりました。

  • 藤本

    すごいキャリアですね。パワーポイントくらい既に軽くこなせそうな気もするんですが・・・

  • 貝井

    いえいえ。ずっと管理畑にいたので営業などやったことがなく、プレゼンはまったく未知の世界でした。もちろんパワーポイントも使えませんし。

    サラリーマンとしては管理の知識でやってこれましたが、いざ独立しようと思うと、クライアント開拓から一人でやっていかなきゃいけない。自分でプレゼンもセミナーもやらなきゃいけない、もっと色々なことを自分でできるようにならなきゃだめだなと思ったんです。

  • 藤本

    なるほど。企業勤めから個人で独立となると、身につけるべきスキルの対象の幅も広がってくるのですね

  • 貝井

    はい、パワーポイントの講座を皮切りに、エクセル講座も入門から実践までセットでやりました。エクセルも、かなり前から全部通してやりたいなと思っていました。

  • 藤本

    本当ですか?しつこいようですが、会計士だとさすがにエクセルくらいはお手のものでは(笑)・・・?

  • 貝井

    もちろん知っていることはありましたよ。でも監査法人にいた時にも、エクセルは得意ではないと思っていて、正直コンプレックスとさえ思ってました。

    人並みにはできているけれど、卓越はしてないし、経理屋の中で見ればそんな高いレベルではない。もうちょっと腕を上げたい、という思いはありました。

大手企業の経歴や資格に頼らず、スキルアップは貪欲に

  • 藤本

    外からでは分からない、プロの世界でのスキルのレベルもあるのですね。ちなみにその後も3ヶ月で50講座近くと、とにかく色々学ばれています。その学び意欲はもはや「貪欲」と言うレベルです(笑)

  • 貝井

    会社を辞めて独立してもすぐには仕事はこないので、逆に時間があるじゃないですか。それに、独立するんだったら何でも自分でできるようにならないといけないと思いまして、そうですね・・・ホームページの作り方、プレゼンの仕方、ボイストレーニング、英会話など、独立に役立つスキルをひたすらインプットしまくっていた時期でした。

  • 藤本

    なるほど、ビジネススキルを多面的に学ぶのは独立のためのインプットだったのですね。ちなみにストアカと出会っていなかったら、ここまで幅広いスキルを短期間で学ぼうと思われたでしょうか?

  • 貝井

    確かに、ストアカがなかったらこんなには受けてないだろうなと思います。もともと私が考える「インプット」の定義では、専門学校に行くことまでは考えてなくて、かといってオンライン学習だとある程度自分の中に基礎があるものじゃないとすんなり入ってこない。パワーポイントとかワードプレスって、ゼロから学ぶとなると、オンラインだけでやるのは限界がある気がします。リアルで気軽に教わるというのは私に合っていたのかもしれません。

大手企業の経歴や資格に頼ることなく、インプットと試行錯誤は貪欲に

  • 藤本

    独立された今はどんなお仕事をされているのでしょうか?

  • 貝井

    主にオーナー企業向けの経営コンサルティングです。経営の仕組みを作るということをベースに、事業承継の支援であったり、M&Aの支援といったところにも力を入れているところです。

  • 藤本

    オーナー企業の経営者さんには、どうやって営業するんですか?

  • 貝井

    基本は人の紹介ですね。あとはセミナーを開いて、まずは相談に来られる方を増やしたり。

  • 藤本

    こういった営業・マーケティング手法って、初めから想定されていたんですか?それとも独立されてから試行錯誤してこういう形になったんですか?

  • 貝井

    最初は、知り合いに声かけてホームページさえ作れば、お客さまが来ると思っていました(笑)

  • 藤本

    ホームページは実際に作られたんですか?

  • 貝井

    作りました。ストアカでワードプレスを学んで(笑)。

    作ってみて、ホームページというのは、自分と会った人が後から自分のことを調べて「こういうことやっている人だ」と理解してもらうには役に立ちますが、全く知らない人がアクセスしてきて発注するというような流れは、現実的には難しいということが分かりました。

    色々と試行錯誤した期間を経て、今やっと少しずつお客さまに来ていただけるようになったという感じです。

  • 藤本

    独立して他にも難しかったことはありましたか?

  • 貝井

    自分が企画した、最初のセミナーを仕上げるのも手探りでしたね。セミナーなんて作ったことがなかったので、見せ方に始まり、コンテンツの落とし込みや、そもそも聞いている人が興味を持ってくれるんだろうか?とか、時間通りに終わらせることが出来るのか?とか。

    今までずっとセミナーを受ける立場だったので、講師の先生って「しれっとやっているように見えるけど、すごいな」というのを実感しました。

  • 藤本

    ストアカで受講して1番役に立った講座って何かありますか?

  • 貝井

    松上先生の資料作成講座です。パワーポイントの使い方はもちろんですが、人を動かすためにプレゼンの内容や流れをどういう構成にしていくのかといったあたりが、非常に役に立ちました。

資格マニアの原点はクイズ大会

  • 藤本

    ストアカ以外での学びについてもお聞きして良いですか?会計士以外にもかなり難易度の高い資格を取得されているということは、もともとかなりの勉強好きだった?

  • 貝井

    バレましたか(笑)まあ3割くらいは趣味と言っても良いかもしれません(笑)大手企業に勤務していた時も、会社に資格取得支援制度があって、資格を何度も取って申請を出しているんで、人事に「お前ちょっと稼ぎすぎだろう」とか言われてました。

  • 藤本

    ひょっとすると、先ほどお聞きした以外にもっと資格をお持ちだったりして・・・?

  • 貝井

    全部言いましょうか?(笑)

    会計士、税理士、中小企業診断士、社労士、システム監査技術者、応用情報技術者、ファイナンシャルプランナー、メンタルヘルス・マネージメント検定、DCプランナー、ベトナム検定、夜景鑑賞士、語学系だとTOEIC、英検、中国語・・・そんなもんかな、いやもうちょっとなにかあった気も・・・。今はアロマテラピー検定を取りたいなと思っているところです。

  • 藤本

    (唖然)貝井さんのこと、正式に「学びオタク」とお呼びしてもいいでしょうか。

  • 貝井

    まあ、確かに放っておくと何か学んでいますね。普通勉強したら褒められると思うのですが、大人になってから勉強していると、人から「そんな勉強ばかりしなくていいでしょ、やりすぎでしょう」と言われたりもしますね。

  • 藤本

    子供の頃から勉強好きだったのですか?

  • 貝井

    小学校の時から知識欲が旺盛で、クイズ大会が大好きでした。高校を決めた理由も、その高校が「高校生クイズ選手権に強い」からでした。私がいた3年間、ずっと同じ学校の同級生のチームが全国大会に出続けていて、「世の中、上には上がいるんだな」ということも思い知らされました。

  • 藤本

    大学に行かれた後も、知識欲求は収まらなかった?

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  • 貝井

    大学では専攻が心理学、副専攻で労働法をやりました。在学中に社会保険労務士の資格を取りました。社会保険労務士と心理学の組み合わせで、就職活動では「人事をやらせてほしい」と言いました。

    でも新卒の配属でいきなり人事は無理だと何社かの面接で言われ、「じゃあ営業から始めるか」と思い、人材系企業の営業職で内定をもらいました。でもその後やっぱり営業は無理だと思ってしまって、内定を辞退してしまったんです。

  • 藤本

    そのときに営業をやっておけば、パワーポイントは使えてましたね(笑)?

  • 貝井

    まさに(笑)。この時営業を経験しなかったことが、最近独立する時にネックになりましたね。

知識の掛け算で自分の価値を考える

  • 貝井

    その当時は、営業をやらなくてもできる仕事は何だろう?という思考でした。それで資格がある弁護士か会計士かな、という結論に。会計士だったら監査法人が採用してくれるし、ちょうどいいかなと。

    あとは心理学を専攻していたので、周りに経済や会計に詳しい人があまりいなくて、「人の心」と「経済」のような真逆なものに精通していると、差別化できて面白いんじゃないかと思いました。

    会計士の試験って、会計だけじゃなくて会社法や民法、経営学など、割と幅広い確認が必要なんです。

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  • 藤本

    なるほど。お伺いしていると、いろんな知識やスキルを持ってらっしゃるから、それをうまいこと組み合わせてご自身の価値を定義されてきたのですね。今のお仕事も、そういう引き出しの掛け算の集大成なのでしょうか。

  • 貝井

    おっしゃるとおりです。事業承継に必要な知識って結構多岐に渉るんです。経営の話もそうだし、税金の話もそう。人事の話も出てくるし、持っている不動産はどうやって渡すんだとか。それを自分は一手にできるということで、「この人に相談するといいな」と。結果論ですがそういったポジショニングで勝負しているという感じですね。

  • 藤本

    知識欲でたどり着いたお仕事って、素晴らしいですね。

  • 貝井

    自分の持っている知識で、他人の課題を解決できるということに、とてもやりがいを感じます。

まなびは投資。必ず自分に返ってくる

  • 藤本

    話は変わりますが、その旺盛な知識欲はどこで満たしているんですか?情報収集はいつも本からですか、それともWEBですか?

  • 貝井

    基本は本ですね。昔は本棚にガーッと置いていたんですけど、場所を取るので今ではスキャンしてPDFで保存するようになりました。3000冊くらいはスキャンしました。

     

  • 藤本

    3000冊!どんな本をお読みになるのですか?

  • 貝井

    最近は、なるべく実用的な本以外は読まないようにしています。

  • 藤本

    文学とかはあまり読まないってことですか?

  • 貝井

    「読まないようにしておかないと」って言う意味は・・・。

  • 藤本

    しておかないと財布が持たないと、なるほど(笑)。でも本だけじゃなくてセミナーやオンライン教育も含めて趣味が学びとなると、支出もそれなりになりますよね。

  • 貝井

    でも本を累計3000冊買ったとしても、1冊1000円として300万円ですよね。車1台買うのと変わらないじゃないですか。

  • 藤本

    確かに。逆に物欲はないんですか?

  • 貝井

    そうですね、ない方ですね。車も持っていないですし。

    モノよりも、1000円で買った本に1行だけでも人生に役に立つことがあれば、1000円の元は取れるじゃないですか。そう思うと知識は安いですよ。

  • 藤本

    名言が出ましたね(笑)

  • 貝井

    講座だってそうです。本とかセミナーというのは、会計的な視点では「費用」ではなく、「資産」として見られるべきなんです。投資資産ですね。将来必ず自分に返ってきます。

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  • 藤本
  • 貝井

    じゃあ、もうひとつ名言を残していきます。

    なんでそんなに学ぶんですか?とよく聞かれますが、どうせ人間はいつか死ぬのだから、自分が生きたこの世界について、少しでも多くのことを知りたいと思いませんか?と思います。だから私は学ぶんです。

  • 藤本

    確かに。好奇心を持ってこの世界に生きていて、無頓着ではいられないですね。

知識はグミとチョコ。組み合わせてオンリーワンの価値を作る

  • 貝井

    私の人生の目標は、グミチョコを作ることなんです。グミとチョコが一体になったお菓子。

    チョコ作っている人も、グミを作っている人もたくさんいます。でもグミチョコってあまり聞かないですよね。しかも1番美味しいチョコと1番美味しいグミをくっつければ最強のグミチョコになるかというとそうでもない。相性の良い組み合わせを見つけることの方が大事なんです。そしてそもそもそんな組み合わせを試している人が少ないので、希少価値で勝負できる、みたいな。伝わりますかねこの話(笑)?

  • 藤本

    グミチョコの話はわかりましたが、貝井さんにとってのグミとチョコは何ですか?

  • 貝井

    それがいろんな知識だったりするんです。

    各々を突き詰めようとするとライバルがいっぱいいるから勝てないでもいろんなものを組み合わせていけば、意外な組み合わせで勝ちパターンが作れたりする。だからできるだけ持っているコマを増やして、組み合わせで勝負する形を取りたいですね。

  • 藤本

    新たなお菓子の企画みたいで楽しそうですね(笑)やっぱり貝井さんは知識の幅を広げるのがお好きなんですね。

    最後に、最近貝井さんがストアカで先生デビューをされたと伺いました。学び好きな貝井さんが、今度は教える側にチャレンジされた理由を教えてください。

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  • 貝井

    資格マニア会計士による人生を豊かにする資格のとり方【資格理解】編』という講座を開催します。
    もともと、周囲の人から「どうすれば資格をとれるか」を講座にすれば?と言われていました。 確かに、資格を取ろうとしているに「その方法じゃとれないな」と思う人をたくさん見てきた経験があります。

    最近になって、独立のドタバタがだいぶ落ち着いてきて、そういう「あそび」の部分に、時間と労力を割ける余裕が出てきたからでしょうか。

  • 藤本

    まさに貝井さんならではの講座の内容ですね。先生としてのご活躍も楽しみに、応援しております!

    ストアカも、まなびのマーケットとして貝井さんのような方の知識欲を今後も満たしていけるよう、更に邁進して行きたいと思います。
    今日はどうもありがとうございました。

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