まなびに
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【ベンチャー経営者が学びに行く】
絶望的なリズム感の社長がサルサレッスンに挑戦してみたら・・・
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体験レポーター:藤本 崇
ストリートアカデミー代表取締役。
幼少の頃よりバイリンガルに育ち、中学・高校・大学をアメリカで卒業。その後、ユニバーサルスタジオにて機械設計エンジニア、国際輸送のFedExではオペレーション企画に従事した後、スタンフォード大学でMBAを取得。
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こんにちは!体験レポーターの藤本 崇です♫
今回は、Dancers' Smile Saya先生が開催されている
『お寺で"感じる"サルサ』
に参加してきました!
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皆さん、こんにちは。今回から、この「まなぶーん」で、ベンチャー経営者の方に経営に役立つスキルや新たなまなびを体を張って体験いただく企画がスタートします。
栄えある初回は、ストリートアカデミーの代表取締役の藤本崇氏。幼少の頃よりバイリンガルに育ち、中学・高校・大学をアメリカで卒業。その後、ユニバーサルスタジオにて機械設計エンジニア、国際輸送のFedExではオペレーション企画に従事した後、スタンフォード大学でMBAを取得。その後、投資ファンドのカーライルグループにて企業買収を手がけるなど、いわゆる「超」がつくほどのエリート街道を歩んできた藤本氏。
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しかし、そんな彼にも当然、弱点はあります。
それはダンスができないこと・・・特に人前に立った際の絶望的なリズム感のなさに一人悩む夜も少なくないとか。以前「恋するフォーチュンクッキー」の企業団体ダンスがブームになった際に、ストリートアカデミーの株主であるサイバーエージェント・ベンチャーズと出資先グループ企業が踊る恋チュンダンスのビデオに出演する機会があり、収録の際に藤本氏に割り振られたパートでのパフォーマンスがあまりにも無惨だった為、配置換えになったという伝説を残しています(背景に寂しく踊る藤本氏は1分28秒あたり)。
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社員「社長、学歴とあのダンスのギャップが激しすぎです。あれ相当恥ずかしいですよ・・・」
藤本「はい? そんなこと言われる筋合いないんですけど。男でダンス上手い人なんて少ない位でしょ。」
社員「いや、もうあのピノキオみたいな踊りを人の目に晒すのは、はっきり言って社員のモチベーションにも影響します。忘年会も近いことですし、会社もテンポよく成長していきたいので、一度サルサレッスンにでも通って、リズム感のいろは位は勉強してきて下さい。」
藤本「・・・それって業務命令・・・?」
社員「・・・業務命令でお願いします。」
そんな訳で、社長業の一環として新たにサルサレッスンに挑戦することになった藤本氏が向かった先は赤坂にある豊川稲荷寺院。
そう、今回のレッスンは「お寺で感じるサルサ」という講座。
サルサとは?
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サルサとはカリブ海のキューバやプエルトリコ、そして、それらの移民が渡ったニューヨークの音楽やダンスが影響しあって生まれたものと言われています。
マイノリティとして「逆境にめげず明るく生きていく」という精神性を持ち、その音楽やダンスが元気をくれる、とても素敵なダンスです。
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さて、本番当日に打ち合わせをする藤本氏(右)と川崎先生(左)。実は先生も以前金融業界に勤めていた時期があり、たまたま当時ばりばりの外資ファンドに勤めていた藤本氏と仕事で間接的に関係があったとのこと。
川崎先生にとってサルサとは「多忙だった時期に出会って、人生を救われたダンス」だったとか。素敵な言葉ですね。
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今回の「お寺で感じるサルサ」はダンス初心者でも楽しく踊れるをコンセプトに開発されたレッスン。
川崎先生曰く「この講座では、特に、ゆったりしたサルサの曲で、会話をするように、もしくは実際におしゃべりしながら踊ることを目指しています。」
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これはサルサ初心者には嬉しいニュース!しかし肝心の藤本氏はうわの空。苦手なダンスを目前に不安でいっぱい。開始前は、終始曇った表情です。
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– ってか藤本さん、ダンス自体はお好きなんですか?
藤本「全然好きですよ。最近フラッシュモブとか流行っているじゃないですか。街を歩いている時にまさにそれに出くわしたんですが、一緒に歩いていた息子が興奮して『パパもやって!』と言ったので、手をとって一緒に踊り出そうとしたら息子の顔が凍り付き・・・それ以来、息子がダンスに対して恐怖感を持つようになってしまって・・・」
– なるほど、家庭環境にも影響あるのですね・・・今日はなおさら頑張らないといけないですね!
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さて、そんな中、講座がスタートしました!今回の参加者は約10名!
平日の夜にお寺に集まってきたのは、藤本氏ふくめ、初参加の方が半分程です。サルサという内容に相応しく、参加者は女性の方が多いです。そして男性の外人比率高っ!南米出身やアフリカ出身の方もいて、開始前から国際色豊かなレッスン風景になっています!
【レッスン1】ラテンのリズムに合わせて歩く
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軽いウォーミングアップを経て、まずはラテンアフリカンの曲に乗り、相手と調子を合わせてリズムをキープしながら歩きます。サルサは基本ペアで行うダンスですので相手と呼吸を合わせるというのは必須です。
ただ、「お寺でサルサ」は、あくまで初心者でも愉しめるような内容になっているので、まずは音楽を感じることからスタート。サルサ=ラテン、ラテン=情熱的という印象を持たれるかもしれませんが、実際は空気にように軽やかに気持ちよく踊れるもの。上達すれば、流れるように踊れるようにもなります!
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ダンスの基本は、何より楽しむこと!藤本氏の動きも想像より軽やかで、リズム感があり、順調な滑り出しです。
イエイ!(気が早い)
【レッスン2】ペアになって人間あやとり
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ここからが本番!
次は、メレンゲの曲に乗り、ダンスの定番とも言える相手の腕を軸にして、くるりと回る動作を行います。まずはみんなで輪になって、その後はペアでチャレンジ。藤本氏のセンスが発揮されたのはここからでした・・・
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何度やっても、相手の腕を利用して上手く回れず、窮屈でぐちゃぐちゃな体勢になってしまう藤本氏。
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遂には全員の前で個人指導を受けることになりました。
藤本「アタマの中では完璧にシミュレーション出来てるんですが、カラダが言うことを聞かない!」川崎先生「相手の動きに合わせて、一番ラクな方に行くだけでいいんですよ」
藤本「・・・・」
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「自分が出来なさすぎて、イヤな汗がとまらない」と既に傷心気味の藤本氏。
ここから講座も後半戦に入りますが、果たして大丈夫なのでしょうか。
【レッスン3】手を繋がずに相手に動きを伝える
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チャチャという、一度は聞いたことがある人も多い有名な音楽に合わせて、今度は相手と組まずにペアダンス。サルサは男性がリードして踊るものではありますが、女性も受け身ではなく自発的に生き生きと踊ることが大事です。ここではあえて女性がリードにチャレンジしてみましょう!
ここでもリズムを掴むのに苦労する藤本氏。相手に気を使い過ぎるが故に、再び動きが、ぐちゃぐちゃに。
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ちなみに相手はストリートアカデミーでインターンとして働く女子大生。この時ばかりは強気に社長に対応していました。
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せっかく、動きやすい靴下を履いてきたのに、あまり意味がありません・・・。
【レッスン4】前後のステップ(渡す、受け取る)
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ついに最後のレッスンになりました。いよいよサルサの音楽に合わせて、サルサでは頻繁に使われる基本ステップ、前後の動きに挑戦。
最後は皆で手つないで、波が寄せては返すように音楽に合わせて踊ります。
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無事、1時間のレッスンも終了しました!最後までやり切った表情の藤本氏!
講座を終えて
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– 藤本さん、サルサを体験してみていかがでしたか?
藤本:正直言っていいですか?悔しいです。こんなにも自分が踊れないなんて、というのがまずあります。ただ、普段デスクに座って仕事をしているので、こうやって音楽に合わせて胸を開いて踊るというのはなかなか経験できないことで。
すごく気持ち良かったです。悔しさも残っているので、あと1回、通ってみて、そこで少しでも上達したら通うかもしれません!
– もう一回、軽く踊ってもらってもいいですか?
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藤本:えっと、相手の腕の長さを利用してカラダを上手く入れ替えて・・・アレ?
– やっぱりそこだけは出来てませんね。藤本さん、リベンジしましょう!
(続く・・・かも)
まとめ
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どうしてもラテン系の音楽にのって踊るため情熱的で激しいという印象を持たれるかもしれませんが意外と敷居も低く、今までダンスに縁が無かった人でも気軽にトライできるダンスです!海外ではおじいちゃんおばあちゃんになっても踊れるモノなので、今から始めておけば、一生の趣味にできるかもしれません。
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普段、デスクワークで胸を閉じて作業しがちな方こそ、ぜひ一度、サルサを体験してみてはいかがでしょうか?きっと開放的な気持ちを味わえるはずです。
しかも落ち着いて静粛な雰囲気のお寺でサルサを踊るギャップ感もとっても素敵。
今回体験した講座についての問い合わせ先
体験した講座 | 『お寺で"感じる"サルサ』 |
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講師 | Dancers' Smile Saya |
受講料 | 2500円 |
定員数 | 7名 |
申し込み | https://www.street-academy.com/myclass/2624 |