心が空を飛んだ日

社会勉強として受講しても得ることはありそうですが、少しだけ恥ずかしいじゃないですか、「この人もCA目
指してるのかしら？」と思われますからね。もしかしたら先生も、「やる気のない者は帰りなさい！」とおっ
しゃるかもしれません・・・。
そう思って二日間ほど受けたい衝動を寝かせましたが、ああやっぱり知りたい。
CAというお仕事のことも、本当に誰でもなれるのかも。あれ、わたしもなりたいのかしら(笑)。
勇気を出して、先生に問い合わせのメッセージをお出ししました。
「40代でもCAになれますか？受講してもいいですか？」と、いきなり結論を求めるような質問を(笑)。
先生からいただいたのは、夢のようなお言葉。
「あまり固定概念にとらわれず、色々な会社を受けることをお勧めしています。」
航空業界は刻々と変化し続けていて、年齢をはじめとする応募条件も変化することがあるとのこと。しかも前
職は問われないなんて。イメージと違って広く門戸が開かれているようです！先生にお会いし、お話を聞こう
と決心したのでした。

問い合わせの段階から誠実で前向きな言葉を下さる先生。こちらの都合で日時をリクエストしましたが、速や
かに対応していただけました。
ドアが開く瞬間は、緊張しました。どんな方が先生で、私はどう映るかと。
迎えてくださった皐月先生は、ワンピース姿のためモデルさんのように見えましたが、対応がおやさしく、ま
た指の先までしなやかな所作をされていて、「CAさんだ！」と感じました。
これまでCAさんとは、機内でコンソメスープをお願いすることのほかにはお話をしたことがないことに気づき
ました。よし、今日はいっぱい質問しちゃおう！！

受講前からこんなにもテンションが上がるとは(笑)。講義も、エキサイティングなものでした。
何時に起きるのか、搭乗開始まで何をしているのか、私たち乗客が寝ている間暗い機内でどうしているのか、
着陸した後は・・・？「想像より忙しい」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は刺激的だと感じ
ました。皐月先生ご自身も、「楽しい」とお感じになることが多いそうです。
ただ、「え！」と思ったのは、会社により体力テストがある場合も・・・。それ私、やばいです。業務遂行のため
には、体操や水泳のクラスにも行かないと(笑)。そういえば英語の鍛錬もいるなぁ・・・。
求人に関しても具体的な募集要項を見せてくださり、自分の判断であきらめずに、どんどん履歴書を出してい
くことを強く勧めていただきました。業界専門誌があることも、今回知りました。

CAのお仕事は体が資本であること、健康が大事だと知りました。また容姿については、うまく雰囲気を出せれ
ばいいようです。写真の映り方も大事(笑)
10年の時を経て、ついに採用試験に合格したという方のエピソードも教えていただけましたが、CAの世界は夢
がありますね。

お読みくださった皆様のために、特別なお写真を皐月先生からいただきました。
この、願いが叶う島「バタフライアイランド」は、オセアニアの方面でお仕事をされた際に撮影されたそう。「
見られたーーー！！」と大感激、「良い事がありますように」と必死にお願いされたとか。クールな制服姿のCA
さんのそうした場面を想像するとかわいらしいですね。窓の大きさからも、座席からではなく、CAさんたちだ
から撮れたシーンであることがわかります。見ているだけで楽しくなる一枚ですね。