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  写真を通して伝えたい想い

写真を通して伝えたい想い 『みんなに写真上手い!! 』って言われたいでしょ!?|mick park

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  • 数々のファッション雑誌や『Number』の表紙写真など、写真家として最前線で活躍してきたpark先生にお話を伺ってきました!

有名雑誌の表紙などを撮るうちに、芸能人から「写真を教えて」と言われるように

  • —簡単にこれまでのご経歴を教えて下さい。

    元々、僕は『流行通信』という伝説的なファッション誌で写真家をしていました。数々の雑誌を手掛けた後は、『クレア』という文藝春秋から初めて出た女性誌の表紙の撮影をずっとやっていました。その後『Number』などのスポーツ雑誌の撮影に取り組み、清原選手やアイルトン・セナの記事を手掛けました。

     

    そのころに、仕事で関わったスタッフの方、ヘアーメイクさん、スタイリストさん、さらに著名人たちに「parkさん、私にも写真を教えてよ」と声を掛けられたのをきっかけに、撮るだけではなく教えるという活動も始めました。

「写真文化の向上」を目指して

  • —それから今日まで写真講師としての活動を続けて来られたんですね。parkさんにとって「写真を教える」とはどういった事なのでしょうか。

    僕の目標は「写真文化の向上」と「100歳を超えても現役写真家」なんですよ。

     

    父親の影響もあって、僕の家族は写真やアートが好きでした。だから、家に写真の入った額が飾ってあった思い出が残っています。でも、日本の家庭には写真を飾る文化というのがあまりないですよね。家族写真が無造作に飾ってあるくらい。でも絵画を飾る人はいます。同じような感覚で写真が一つのアートとして部屋のコーナーに飾られるように、写真を楽しむ文化を浸透させたいと思っています。

    写真にあるのは、撮った一瞬を切り取るドキュメンタリーとしての価値だけではありません。写真は、文化、伝承、伝達といった永遠に続くものを生み出すことに貢献できる、文化そのものだと思っています。例えばあなたのお父さんが小さい頃に撮った写真があって、何気なく昔のアルバムでそれを見た時に、何かグッとくる。そうなるのは、ただ撮り方が良いだけじゃなくて、自分が撮った時の感動をそこに居なかった人に伝えられる力を、写真が持っているからなんです。

本質を教える:テクニックではなくニュアンス

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  • —ありがとうございます。それでは、parkさんのストリートアカデミーでの講座の内容を少し教えていただいてもよろしいでしょうか?

    基本、初心者を対象にしています。僕が主に教えているのは、テクニックではなくて、写真における「ニュアンス」です。どうやって自分が写真に対して取り組むのか、最初の心構えみたいなところです。写真は本来そこが中心になるんです。画質やシャッタースピードをどうしたらいいとか技術的な要素に加えて、どうしたら写真のイメージが出来るのかということや、どうしたら撮りたいという気持ちになるのかということを大事にしています。

     

    僕はよく撮影していたときの実体験を話します。「これをこういう風に撮った」とか「モデルさんとのやり取りでこんなことがありました」とか「こんな感じだからこういうことを考えた」など現場の話をすると、どんな写真が良いかがより伝わると考えています。

教えることへの使命感

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  • —parkさんが「教えていて良かったな」と思うのはどんなときですか?

    生徒の年齢層が結構若くて、カメラを持っていない人も多いので、そこにやりがいがあります。写真をこれからやっていこうという人たちが来てくれるから、みんな固定概念も先入観もなくて楽しいですよ。一方、上級者クラスに来る人は、色んな先生に教わって色んなクラスに出て、ぐるぐる回って最終的に僕のところにたどり着く方が多いのですが、もちろんそういう方も大歓迎です。

     

    写真の役目が終わるのは、フェイスブックに上げて「いいね!」をもらった時ではありません。「良いのが撮れている」と思っても、それだと写真は「今私これ食べています」や「今ここに居る」という単なるメッセージになってしまいます。

     

    だからこそ、後で見返してみてもジーンとくるようなものを撮りたいと思って撮りましょう、ということを伝えています。例えば、お父さんが撮った写真みたいに、「可愛い」や「大きくなったな」、そして「今はこんな元気に動いているんだな」という余韻があるもの、愛しさに満ちたものですね。そんな感覚が大事だという想いを、若い人に伝えたいと思っています。

  • —なるほど。ぜひストリートアカデミーで生徒さんに教え続けてください!今日はありがとうございました!


  • 先生のプロフィール

    mick park

    mick parkさん(mick park)

    東京生まれ。カリフォルニア州 サンタクルーズ カブリオ カレッジ卒業。ハナエモリインターナショナル、ザスタジオ入社。流行通信にて写真家となる。

    FUJI FILM のX-Pro 1のオフィシャル写真家。
    近年の高感度写真ブームすなわち「ノンフラッシュ撮影」をデジタルカメラのフィールドにまで巻き起こした張本人。2014年スケートボードブランド"SK8easy-スケージー”を立ち上げる。

    写真文化の向上と100歳を超えても現役写真家が目標。

先生の教えている講座

講座 本格カメラデビュー   新宿都庁高層ビル街周辺
受講料 4000円(2時間)
定員数 6名
申し込み https://www.street-academy.com/myclass/568

※2015年02月03日現在の情報です。

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