おしえる
STORY

  アクセサリー作りに正解はありません!好きなように、楽しんで欲しい

アクセサリー作りに正解はありません!好きなように、楽しんで欲しい ハンドメイドアクセサリー作家&講師|Sayaka Inagaki

  • ハンドメイドがブームの昨今。アクセサリー作りに手を出してみたものの、自己流では思うように上手くいかなかった、はじめる前に何を買えばいいのかよくわからない。そんな方におすすめの講座が、稲垣さんの「初心者に優しいハンドメイドアクセサリー教室」です。手ぶらで参加でき、1回で完成までたどり着く講座は、毎回満席になるほどの人気ぶり。
    趣味ではじめたアクセサリー作りから、面白さに夢中になり講師になった今日まで、稲垣さんがアクセサリーに向き合ってきた日々について伺ってきました。

アクセサリーが大好き

  • アクセサリーに興味を持ったのは、いつからですか?

     

    17、8歳の頃から興味が増して、アクサセリーショップに行っては、少しずつ買い始め、いつもつけて楽しんでいました。

  • handmade2
  • 自分で作り出したのは、どんなきっかけですか?

     

    最初は、アクセサリー作家の友人にお願いして作ってもらっていました。いつかは自分で作ってみたい気持ちもあったのですが、3年半前にようやく思い立ち、友人に頼んで教えてもらったところ、時間が経つのを忘れるほど夢中に!翌日からしばらくパーツの問屋さんに通いつめる日々で(笑)。

    それ以降はひたすら、1日5、6時間はアクセサリーを作っていました。

  • お仕事の合間に作っていたのですか?

     

    はい。お給料のほとんどつぎ込んで材料を購入し、寝る時間も惜しんで製作していました。数えてはいませんが、今までトータルで1000種類以上のアクセサリーを作っていると思います。作りたい欲求がすごくあるので、新しいデザインが次々と浮かんでくるんです。

  • 普段もアクセサリーのことを考えているのですか?

     

    外を歩いている時、目に付いたアクセサリーを片端から見ているかも(笑)。思わず見入ってしまうこともしばしばあります。

    今、ガラス製作もしているのですが、青い空を見ても、山の緑にも、夕焼けの茜色にも、「こんな色を出したいな、こんなグラデーションにしたいな」と思いながら見ています。

  • handmade6

職人技を磨くためにはじめたバーナーワーク

  • ガラス製作とは、どんなことをするのですか?

     

    バーナーワークといって、特殊なガラス棒を高熱で溶かしながら、形作っていきます。バーナーワークは教えていないのですが、自宅でできる設備を揃え、市販にはない、自分独特の色を出したくてはじめました。

    好きな色を組み合わせて、グラデーションを作り出せるので、自分が求めている色が出せます。それを用いたアクセサリーは、かなり自分のイメージ通りに仕上がります。

  • handmade3
  • バーナーワークで、新しいアクセサリーを作ったと伺いました

     

    バーナーワークを始めた頃、友人の愛犬が亡くなったんです。バーナーワークをしていることを知っていた友人から、お遺骨を練り込んだ、いつも身につけられるアクセサリーを作ってくれないかと頼まれました。私自身もペットを2匹亡くした時だったので、気持ちがよくわかりましたので、ガラスにお遺骨を練り込みシンプルなネックレスを作りました。

  • お友達も嬉しかったでしょうね

     

    お遺骨は軽い気持ちで扱えるものではないし、同じ思いをしている方もたくさんいらっしゃるだろうと感じましたので、キチンとした事業としてやっていこうと思いました。その後、アクセサリーブランドとして立ち上げました。

中学教員、インストラクター、教えることに携わってきた過去

  • その事業を始めるまでは、どんなお仕事をされていたのですか?

     

    はじめは中学の音楽教員でした。自分の中学時代の音楽の先生に憧れていたのがきっかけで教員になり、5年間勤めました。

    その後、新しいことにチャレンジしたくなり、パソコンの資格を取得後、企業向けインストラクターに転身しました。省庁関係や、様々な企業の社員研修をするため全国を回っていました。

  • アクセサリーとは、畑違いの職業だったのですね

     

    アクセサリーは、ただ楽しくて作っていましたが、作品が膨大になったので、ハンドメイドの展示会に出店してみたんです。そこで反応が良かったので、ハンドメイド販売サイトに登録したところ、そのサイトを見た方から「ホテルでイベントをするので講師になってくれませんか?」と期せずしてお誘いがきたんです。

  • アクセサリー講師のスタートですね

     

    「面白そうだし、やってみようかな」と気軽な気持ちで始めました。もともと教師やインストラクターをしていたので、教えることにそれほど不安はなかったというのもあります。
    そのイベントが好評で、自信もついたし、何よりアクセサリー作りの講師としての面白さも知りました。それならば個人でも教えてみようかと、調べてストアカにたどり着きました。

  • handmade4
  • ストアカに登録してからは順調でしたか?

     

    いえいえ、最初はあまり受講生が集まりませんでした。会社勤めもあったので、地道に、コンスタントにやっていこうと思って続けていたら、次第に受講生が増えてきました。仕事に加えて、夜は製作、週末は教える日々で、かなりハードな日々でした。

  • そこで専業に踏み切ったのですか?

     

    会社勤めをしながらだとやはり時間が足りません。どうすれば受講生にとってわかりやすいか、興味を持って楽しめるかといつも考えながら、一方でパーツの購入などの準備の時間も必要でしたし、製作にも、教えることにも、もっと時間を割きたい気持ちが膨らみました。ペットのお遺骨アクセサリーが本格的に始動したのを機に、会社を辞めて、アクセサリーを専業としてやっていくことにしました。

ゆっくりでも、不器用でも

  • 教えてきた経験は武器になりましたか?

     

    グループレッスンだと、他の受講生とスピードや技量を比べてしまいがちですが、挫折する一つのポイントになってしまうので、それは避けたいと思っています。作り物は、人それぞれのペースとセンスがあります。一つでも否定してしまうとそこからうまくいかなくなるので、色の組み合わせが私の用意した見本の発想とは全く異なっても、もちろん良いと思っています。それがよい結果を生むこともよくあります。
    受講生の良い側面を見つけ、伸ばしたいという気持ちは、音楽の先生をやっていた経験がすごく役立っています。カリキュラムを考えたり、会場を手配したり、企画したりするのはインストラクター時代のスキルですし、すべての経験が今に繋がっていると感じています。

  • 他にも、教えるときに気をつけていることはありますか?

     

    講座に来られる方は、初心者の方がほとんどですが、わざわざ講座に来てくださったからには、楽しんでいただきたいと思います。どう教えたら伝わりやすいか、どうすれば少しでもステップアップできるのか、カリュキュラムをしっかり考えました。講座時には、感覚的な説明はせずに、理論を先にきちんと説明した上で、「ピンを何ミリ曲げる」とか、「力を外向きに傾けながら止める」など、具体的なポイントを教えます。しっかりとした説明をして、その後、自宅で思い出しながら作ってもらいたいと思っています。

  • 上手くできなかったら、どうしたらいいですか?

     

    難しいことはしませんが、他の人と比べる必要は一切ありません。もともと少人数制ですし、個人のペースで、何度でもわかるまで、ゆっくり説明も実践もします。ピンを曲げる工程、繋げる工程、丸カンを繋げる工程と、いろいろな工程がありますが、面白いことに、人それぞれポイントごとに得手不得手があります。ゆっくりできればいいので、できるところをとことん褒めて、できないところはあえて見ないで、楽しく一緒に完成まで辿り着きます。

  • handmade4
  • 受講生はどんな方が多いですか?

     

    最初の頃は20〜30代の方が多かったけれど、最近は本当に年齢がバラバラです。50〜60代の方もとっても増えましたね。誰でも参加できるイベントでは、4歳から85歳の方まで教えさせてもらいました。

  • とくに、印象に残った受講生はいらっしゃいますか?

     

    男性の受講生なんですが、結婚式を控えていて、披露宴のサプライズで自分の作ったアクセサリーを新婦にプレゼントしたいという方がいらっしゃいました。お友達と3人で来られたのですが、皆さんそれぞれパートナーへのプレゼント用としてアクセサリーを作っていかれました。工具に慣れているからか、とてもうまかったし、すごくこだわっていました。とても素敵だなと思ったのを覚えています。

楽しい時間を過ごしてもらうために

  • それは、確かに素敵です。そんな瞬間に会うのも教える醍醐味ですか?

     

    講座にいらした時からの成長が見えるのがすごく幸せです。成長と言うと堅苦しくなりますが、楽しいだけでも成長なので、「その時間を楽しんだ」ということは私の中で一歩成長です。楽しい体験をしてもらえると自分も楽しいし、嬉しい。講師になって良かったと思う瞬間です。

  • 最後に今後の展望をお聞かせください

     

    身につける方が、幸せな気持ちになれるようなアクセサリーを作っていきたいです。同時に、たくさんの方にアクセサリーを作る喜びを届けられるよう、講師としても楽しい講座を提供したいと思っています。

  • 編集後記:

    取材後、柔らかな声色でゆっくり説明してくださいながら、くるくるっと、いとも簡単にピアス作りを実践してくれた稲垣さん。その美しい所作に思わず見惚れてしまいました。動画や説明書にはない、細やかな説明を聞けるので、とてもわかりやすく、簡単にできるような気になりました。アクセサリー作りを自己流で挫折した方にも、おすすめしたい講座です。


  • 先生のプロフィール

    稲垣 沙夜香

    稲垣 沙夜香さん(Sayaka Inagaki)

    音楽教師、企業向けインストラクターを経て、アクセサリー作家&講師として活動中。
    教えてきた経験を活かした講座は、丁寧で、わかりやすく、受講者全員が不安なく楽しめるようにカリュキュラムされている。「パーツ聖地浅草橋巡り&アクセサリー作り」など個人レッスンも好評。

先生の教えている講座

※2018年02月26日現在の情報です。

まなぶーんにいいねして最新情報をGET!!