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  過去300人が学んだプログラミング講座の講師

過去300人が学んだプログラミング講座の講師 株式会社HEART QUAKE 代表取締役|Jun Chiba

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  • ストアカでも毎回Sold outになる大人気講座「0からのプログラミング講座」を教えていらっしゃり、また企業向けのITスキル研修講師としてもご活躍されている千葉さんにお話を聞きました。ご自身で起業され、会社の代表取締役として「世の中にワクワクを提供する」ことを目的として、教育を中心に様々なプロジェクトの企画・運営を手掛けている千葉さんが、若くしてIT教育という事業に興味を持ったきっかけと、その背景にある思いについて、お話を伺います。

  • こんにちは、本日は宜しくお願いいたします。千葉さんはご自身で起業されて代表取締役なんですよね。株式会社HEART QUAKEはどんなことをやる会社なのですか?

    HEART QUAKEは私が前の会社の同期と二人で2010年10月に興した会社で、現在は4期目を迎えています。主な事業内容としては、IT研修やセミナーを行なっています。企業クライアントに対して、ITスキルの向上やチームビルディングを目的とした研修やセミナーを開いたり、また企業を対象にしたセミナーと同じコンテンツを個人に対して、教室やセミナーといった形で提供もしています。

起業のきっかけ

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  • どういったきっかけで教育事業を始めようと思われたのでしょうか。そもそも会社を興されたきっかけなど教えて下さい。

    大学卒業後、ワークスアプリケーションズという大企業向けのシステムを作っているIT企業に就職しました。そこでエンジニアとして勤務していたのですが、当社が毎年開催していたインターンシップがとても特殊で、採用業界でも有名だったのですが、そのインターンシップの運営に携わる機会がありました。春夏合わせて400名しか参加できないインターンに毎年100倍以上の倍率である4万人の学生から応募があり、ほぼ毎年「学生が後輩にオススメしたいインターンシップ第1位」に選ばれていました。

    人気の理由はチャレンジングなお題と参加内容でした。たとえば実際にあった例ですと「理想的な時計をプログラミングを使って作ってください」というお題をキットがはいったPCと共に渡されて3日後に何かアウトプットを提出する。指示はただこれだけです。

  • このプログラムの狙いは、既存にある答えではなく答えのない問題にチャレンジし、ゼロから考えて作れる人材を発掘することなのですが、面白いことに、フィードバックも上からABCのランキングがつくだけで、コメントは一切ないのです。なぜAではなくCがついたのか。その理由も自分自身で考えて答えを探し出すべき(誰も何も教えてくれない)という教育的テーマがあります。

    このインターンシップの運営側に社内メンバーとして携わるには、社内の評価で上位20%以内と認められた優秀なエンジニアでないと関われないのです。私は入社5年目にインターンシップのリーダーを任されるようになりました。

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  • そこで様々な学生さんの相手をすることになったのですが、その過程で、工学部なのに意外にもITスキルが低い学生が多いという発見がありました。IT業界はどんどん進んでいくものだから、自分が学生だった時よりも知識や技術、SNSなどが高くてしかるべきとおもっていたのですが、実際には、ショートカットキーの使い方一つも知らない人や、プログラミングを全くやったことがない学生が多く、驚きました。

    でも、よくよく考えてみたら単純に体系的にITスキルを学べる場が大学という場所には設けられていないのですね。IT企業が増えており、今後日本を担う産業になりつつあるのにも関わらず、プログラミングを学べる学校が限られていて、就職後に使うITスキルを卒業までに身につけれる学生が少ない。理系の学生でもそうですから、ましてや文系の学生がITスキルを学ぼうと思った時に、はたして学校で学べるのか?と考えた時には現実的ではないと思ったのです。

    これはおかしい!と思ったのですが、嘆いていてもどうしようもないので自分で教えてみようと思ったのがIT教育事業をやろうと思ったきっかけですね

教育事業を立ち上げ

  • 独立されて最初はどのように教育事業を立ち上げたのですか?

    最初は研修講師業をやろうと決めて、僕はエンジニアで同期はコンサルタントで二人とも営業経験がなかったので、企業への営業は代理店にお願いしました。

     プログラミング教室については、個人を集めてやってみようと思い、ツイッターで募集をかけたら100人くらいの人がリツイートしてくれて、少なくともニーズが有ることがわかりました。第一回目は2011年2月でしたが、知り合いを5人自宅に集めて、HTML、PHP、データベースといった、ウェブサービスを作って行く上で根本となる一連の技術をプロジェクターを使用して教えるところから始まりました。集まって頂いた五人の生徒さんは、当時の自分より年齢も10歳以上年上の女性、IT企業の人事の方、デザイナーさん、学生、社長さんなど、多種多様な方々でした。

    1回3時間x全5回で完結する講座にし、ツイッターで「みんなはいくら払う?」とアンケートをとり、そこでのフィードバックをもとに1万円という価格設定にしました。それが私が教えたはじめてのプログラミング講座でした。

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  • 現在では、1)就活生向け講座、2)一般の社会人向け講座、3)企業内の非エンジニア人材に教える研修プログラム、の3つの軸で事業を運営していますが、就活生向けのものはジョブウェブさんと提携させて頂いています。入社前の人材向けに行うと学生も企業の採用にも役立つと評価を頂き、ジョブウェブ主催の講座にて僕が学生に教えて、スキルを習得した学生をジョブウェブが企業に紹介してくれます。

    現在おかげさまで口コミで結構営業が出来ているようになりました。例えば、教えた方の中には文系の学生で大手IT・ネット企業に採用が決まった方がいらっしゃって、その方が入社後に「文系の子が入社時からプログラミングができるのは何でだ」と社内で話題になり、人事部からお問い合わせをいただけて研修のオファーを頂いたりします。

なぜストリートアカデミーで?

  • リアルな口コミでビジネスが取れるのはすごいですね!ちなみに単価の高い企業さんのお仕事も沢山ある中で、なぜストリートアカデミーで個人向けに教えようと思ったのですか?

    企業さんとお仕事させて頂く機会が増えて行く中で、一般向け講座は事業としてだんだん縮小して行ったのですが、Facebookなどで「企業でこんなのやりました」と記事を投稿するたびに「僕は受けれないのでしょうか?」「私も教えてほしいです」といったような問い合わせを多く頂いたんです。

    就活生は学べるけど一般の社会人は学べないのはおかしいとおもっていた矢先に友人のFaceook 投稿からストリートアカデミーさんを知りました。不定期でも開催出来るというのが良いと思いました。

  • 現在ストリートアカデミーで不定期で開催されている講座はどのようなものですか?

    プログラミング知識ゼロの方、或は独学でやってみたけれども分からなかったという方を対象としています。比較的ハードル高いと思われているプログラミングのハードルを下げる為に、基礎知識を教えると実践の部分を織り交ぜています。私の講座の参加条件は、無線LAN接続可能なノートパソコンを持っている、それだけです。

単発や短期コースにこだわる理由

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  • 初心者を対象とした講座を続けているのには理由があるんですか?

    初心者に継続させるには、知識のみならず興味付けや動機付けも含めてかなり丁寧にやらないといけないので大変なことも多いのですが、やはり教わりたいというニーズを感じている人の母数が多くて収益になり易いです。本屋で売れている技術本をみると初心者向けが一番多いんですよね。初心者の学習需要がかなり多いことが伺えます。

     また、ある程度の中級者になると、自分で調べて解決してしまうから教える必要がないのです。さらに上級者になるとコミュニティがあれば学べるので、「教える」という行為は必要ないんですよね。

  • ずっと単発や短期コースで教えられていて、継続的や大々的なプログラムにはしていかないのですか?

    それが自分にあっているのかあっていないのか、好きかどうかもわからない時点で高いお金を払わせてコミットさせるのは、ビジネスではいいと思うのですが、倫理的にはどうなの?と思うのです。私はプログラミング知識0の方が “ハードルが高いもの”と思っている、その「ハードル」を短時間で下げるために基礎知識を教えるのが好きです。

  • 興味付けが大切と言われてましたが、生徒さんにオモシロイ!と思ってもらうためにどんな工夫をされてますか?

    難しいものが案外簡単だ!と思えるように、早いうちに「快楽」を与えるよう心がけています。例えば、最初の講義の部分はなるべく短くして、すぐに実習に移行します。そして練習部分も、講座の30分以内に小さくてもいいので自分が書いたコードで達成感を得られるような設計にしています。

    また興味という意味では、心理学的に人は危険なものに興味を惹かれるという傾向があるので、「ハッキング」など、これを使えば犯罪者になれてしまうんですよ、というような「危険なにおい」のストーリーなんかも要素として織り交ぜたりします。

  • 素晴らしいですね。それらの工夫はどうやって考えられたのですか?

    はじめは“これをこういう順序で知ると出来るようになる “という基礎の積み上げを前提とした順番で教えていました。

    ただそうしていくうちに、教えられている側から「これだけだと何に使われているのかわからない」「これを学んでも実際にウェブサイトが作れない」などの意見があり、生徒さんが自分で楽しく思えてやる気が出るにはどうしたらよいか試行錯誤をするうちに「こういうふうにやると自発的にやるんだ!」というのが見えてきて、今のような「興味を持ってもらえる順番」で流れを仕掛けて教えるようになっていきました。

    最近では、実習にハマって講座の終了後1時間も残ってやっている子もいたりしますよ。

今後について

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  • 現在教えている講座以外に、今後教えて行きたいことなどありますか?

    今のやり方では、足を運んで来て頂ける方にしか教えることができないので、出来る限り講座の中身をオンラインにもっていきたいと考えています。講師業って自分の身体が一つしかないので、同時に2つの会場での講義ができない。そこに制約があるんです。なのでオンラインとリアルを融合させて教えて行きたいと思っています。オンラインにすることで地方に住まわれている方にも教えることが出来るようになり、今より教える人数に広がりが出ます。オンラインで学べるプログラムは自社で開発しています。講座自体がインタラクションを持つかどうかは別として、学んでいる動機や講師とのつながりがうまく表現できるといいなと思っています。

  • ストリートアカデミーは教えて学ぶコミュニティですので、逆に学んでみたいと思っているスキルはありますか?

    ギターのレッスンに通いたいですね。後は料理とか禅とかにも興味あります。他の方が暇な時間をどうやって使っているかを教えて欲しいですね(笑)

  • ありがとうございます。最後に、千葉さんにとって「教える」ということは、何でしょう?

    何にしてもそれを学ぶこと自体がオモシロイと思わせることですね。何か一つだけ学んで帰って欲しいと思う事は、「学ぶことは面白い」ということだと思っています。というのは、オモシロイと思った人は自発的に学んでいきますから、どれだけその動機付けが出来るかが鍵となります。オモシロイと思わせることが一番効果的なラーニングにつながるのだと思っています。

  • 千葉さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。今後も千葉さんの講座から楽しんでプログラミングを学ばれる方が増えることを願っています。


  • 先生のプロフィール

    千葉 順

    千葉 順さん(Jun Chiba)

    ㈱HEART QUAKE 代表取締役【理念】世の中にワクワクを提供する/共育と共創 【事業】研修/場づくり/【経歴】㈱ワークスアプリケーションズにて会社を代表する10人の社員に選出される。同社インターンシップリーダーも歴任

先生の教えている講座

※2013年11月29日現在の情報です。

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