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  車輪のような両立の日々

車輪のような両立の日々 外資系投資銀行+ビジネスマネージャー=エクセルの鬼|Hitoshi Kumano

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  • 「エクセルの鬼」の名前でおなじみの熊野整さん。
    過去ストアカで130講座、受講生の数にして1292人Excel講座を開講してきました。
    熊野さんの平日は会社通い・週末は講師の両立生活についてお聞きしました。

2足のわらじ

  • 講師と会社員の生活はどのようにこなしていますか?

    月に一回月ごとのスケジュールを一気に固めて、開催場所への連絡、講座の告知をする日を作っています。毎回やってることで、だんだんなれて時間もとらないようになりました。あとはそのスケジュールを見ながら、準備をしていきます。

    週末は3回連続の講座を1日で行います。その後は質問があったところのフォローアップやメールの返信等に2、3時間費やして、週によっては土日のどちらかは東京で、もう片方は地方出張して講座をすることもあります。

    新たな講座での資料作りはそれに1日費やすこともあります。講座に間に合わなかったらどうしようという恐怖感もありますが、当日準備したことを話せるときが一番楽しいです。

  • 会社員と講師との2足のわらじの生活に苦労はありませんか?

    忙しいですが、どちらかを辞めようとは思いません。
    最初のころ講座で教える内容は投資銀行で働いていたときに学んでいたことの再現でしたが、自分でも勉強し、それを説明する、そして教えている中での意見やフィードバックから新たな気づきを見つけ、得たスキルを仕事で使う。そのサイクルがあるからこそ、いまでは投資銀行時代よりもExcelスキルが上がったように感じます。

    やっぱり、自分で説明することによって自分も学び、しかもそれを仕事で活用するという関係ができるので、仕事をやりながら、という形にメリットを感じています。2つの仕事のどちらもが良い影響をし合うので2足のわらじを別々にはいているような意識はないですね。どちらかというと自転車の二つの車輪のような、どちらかのスピードが上がったらもう一つも上がるような、影響し合うイメージです。

講師として

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  • 集客はどのようにしてますか?

    最初の頃は友達が来てくれました。自分よりスキルある人が来てくれることもあって、「なんでお前なんかが教えてるんだ」と思われてないかと恥ずかしく思うこともありますが、それでも「自分は人に喜んでもらうためにやってる」という意識で続けています。

    講座の集客には、教える内容がニーズにあってるか、という点を意識してPRしています。どうやったら喜んでもらえるかを考えて、マーケティングツールも色々使いました。やってみて、ダメだったら諦める、というようにとりあえずはいろんなものに手を付けてみます。

    あと、当日受講者のニーズのヒアリングも手を抜きません。様々な背景を持つ人がが来るので、ニーズもさまざまあります。これもまずはやってみて、教えながら学んでいると思っています。

  • 企画から集客、そして教えるところまで全部一人でやるのは大変そうですね…?

    いやいや。昔はマンションでも借りないと教室も開催できなかったんですけど、いまは個人に貸してくれるようなスペースもたくさんありますし、集客、決済を簡単にできるネットサービスも活用できるようになりました。私がよく使う銀座のBeezさんでは多い人数でも良心的に対応してくれましたし、ストリートアカデミーのサービスを使えば予約管理も仕事のスキマ時間でできて、とっても楽になりました。遠くに住んでる人がわざわざ受けに来てくれて、「ぜひ地元でも開催してほしい」と言われるので北海道大阪福岡など地方でも開催しているんです。この前はその流れでシンガポールにも行きました。やってほしいっていうひとが1人でもいたら、場所を探して開催しています。自分の身体とパソコンさえ持っていけばいいので、こういうフットワーク軽くできるのが一人でだからできる自由であり、素晴らしさですね。
  • 講師をするきっかけは何だったんですか?

    自分はもともと前職の投資銀行での経験からExcelをよく使っていて、いろいろなビジネスの場面で使えることを知ってました。事業計画を作るのも、簿記なんかで身構えなくてもExcelでできてしまうんです。他の人にもきっと有意義なスキルなんだろうと思い、あるとき全くExcelを知らない人向けの90ページの叩き方の基本を教える資料を作りました。それをFaceBookで公開して反応を見たら、思った以上に反響があって、それならと、今度はこれを教えるセミナーを無料でやりますと言ってFaceBookのイベントページを作成したら15席が20分で満席になってしまったんです。このとき、やっぱりニーズあるスキルなんだと確信しました。

準備の大事さ

  • 講座をしていくなかでどのような試行錯誤がありましたか?

    講義の進め方など、話す内容は試行錯誤を繰り返して毎回中身を少しずつ変えるようにしています。ここではマウスでやらせたほうがいいとか、キーボードでやらせた方がいいとか、やっていくうちに分かることもありますし、学びのニーズなどもその都度反応を見ながらフィードバックして、次の講座に活かしています。全ては相手に満足してほしいという思いからです。

    いまの悩みはMacを買うかどうかです。自分が持っているパソコンはWindowsなので、Mac独特のエラーやショートカットキーを質問された時に対応しきれないことがあるんです。どうしても答えられない質問は宿題にしているんですけど、macユーザーにはかわいそうなのでやっぱり自分で買って勉強した方がいいのかなとも思ってます。

    教えていると、体験のクレームや不満も面と向かって他の人の前で言われることもあるので、人付き合いや人の満足度にも敏感になります。「ありがとう」も「いまいちだね」もどちらも言われるので、次こそは満足させてあげよう、と燃えます。負けず嫌いの性格なんです。(笑)

  • 講師になってみて気づいたことなどありますか?

    ライブは聞きにいく人よりも前に立って歌ってる人の方が楽しいって言うのが分かりました。
    大勢の人が自分に注目していて、参加者層のニーズや進度に合わせて内容を変えているのでその場の流れを見ながらテンポをつくっていくのはまるでライブにいる感覚です。
    だから、人を喜ばすようなパフォーマンスの“決めの瞬間”も意識するようになりました。
    画面の切り替えが素早くできるように講座のためにキーボードを特別に用意したり、パソコンの充電の消費が気になってトークに身が入らないのが嫌なので電源コードをもっていく、というように、集中してパフォーマンスができるような準備を怠らないようにしています。

    あと、講座には絶対遅れないように、余裕を持って会場に行ったり、時間を気にする癖がつきました。この講座のために、会ったこともない人がお金を払って、時間を空けてみんなで待ってくれていると思うと、絶対待たせることのないようにと思うようになりました。雪が降ろうと、天災があろうと、一人でも来る人がいるのなら自分の都合でキャンセルなんてあり得ないと思ってます。相手に予定をキャンセルされるのが辛いというのに気づいた時、人の約束を自分の都合でキャンセルしないよう、日頃から気をつけるようになりました。

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  • 熊野さんの講座を続ける原動力はなんでしょう?

    いつも持っているファイルに一番最初の講座でもらったアンケートがあります。
    そのときの”ありがとう”とか”次回も期待してる”っていう言葉が私の原動力です。
    そのときだけじゃなく、何度も回を重ねるうちに講座を通じた出会いも増え、FaceBookの友人が増えることも喜びですし、講座の最後に言われる「ありがとう」と言われるのが何よりもうれしいです。
    教える側の自分自身にも学びがいつもあり、自分の本業にも活かしています。

    なにかに向かって頑張り続けているというよりは、楽しくて次もやりたくなるということの繰り返しのような気がします。

  • 熊野さん本日はお忙しい中ありがとうございました。学ぶことを心から楽しんでいる熊野さんの姿、輝いていました。これかも多くの学びと出会いが生まれる講座になることを願ってます。 


  • 先生のプロフィール

    熊野 整

    熊野 整さん(Hitoshi Kumano)

    新卒でモルガン・スタンレー投資銀行本部に入社。
    顧客企業のM&A、資金調達案件に携わる。
    現在は、インターネット企業の事業マネージャー。
    投資銀行と事業会社の両方でモデルを作り続けている、エクセルの鬼。

先生の教えている講座

※2014年09月16日現在の情報です。

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