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  〝ママである私〟が求めたセラピストへの道

〝ママである私〟が求めたセラピストへの道 RTA認定講師/べいびーるうむ代表|Saori Ochi

  • 人生の中で訪れる幾つものライフステージは、あなたが自分自身の新たな魅力を引き出す一つのきっかけにもなる。今回は、自分らしい生き方を選択し、ママとして女性として、そして講師としてご活躍している越智小織さんにお話を伺いました!

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  • こんにちは。本日は宜しくお願いします。では、始めに現在の活動を教えて下さい!

    自宅兼おうち教室である『べいびーるうむ』を拠点にベビーマッサージ・ファーストサイン・ベビースキンケアのレッスンとそれぞれの資格取得の養成講座を行っています。おうち教室を始めたのは2010年4月の長女が1歳1ヶ月、そして次女が妊娠4ヶ月の時です。現在はイベントで講師を勤めさせていただくこともありまして、それを含めるとこれまで200人以上の方にレッスンを受けていただいていることになります。『べいびーるうむ』は、親子の触れ合い、絆を深めることを目的とした親子教室です。また、その輪を広げるために資格取得の養成講座にも力を入れています!

親子の笑顔を広める活動

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  • レッスン内容について詳しく教えて下さい!

    ストリートアカデミーでは、ママを対象にベビーマッサージファーストサイン、あと、男の子のおちんちんケアレッスンの講座を開催しています。これらは私の所属するRTA(ロイヤルセラピスト協会)から発行される手順書と人形です。この他のレッスン内容や教材は、ほぼ各セラピストが自由に組み立て構成しています。オリジナルテキストでのレッスンになりますので、参加者の月齢や兄弟構成に応じてレッスン内容を変えることも可能です。レッスンが終了したのちもメールなどでご相談を頂いて、お教室関係なく生徒さん一人一人としっかり向き合い、末永くお付き合いさせていただいてます。

    まだお話のできないベビーとコミュニケーションをとるのは、親にとっても難しいことです。特にママは、ベビーと本当に長い時間をともにします。いつだって一心同体。うまくコミュニケーションがとれないことで、お互いにストレスが溜まることもあります。そのストレスにより虐待が起こる事も事実です。レッスンを通して、ベビーと上手にコミュニケーションをとり、触れ合い、ママはより深い愛情を抱くことができます。

自分に合ったスキルとの出会い

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  • お教室を開催することになったきっかけはなんだったのでしょうか?もともと興味があったのでしょうか。

    実はもともと興味があったわけではないんです。もちろん資格も持っていなかったので、ママになってから、ベビーマッサージ・ファーストサイン・ベビースキンケアと合計3つの資格を順に取得しました。長女が8ヶ月くらいの頃でしょうか。育児にも慣れて、私個人としての存在意義みたいなものを探しだしたことがきっかけです。ちょうどその時、長女が通っていたベビーマッサージの先生が資格取得の養成講座を始められたんです。初めお話を伺った時は、自分が教える側になるなんて、全く興味がなかったのですが…よくよく考えると、この資格取得は私の求めていたものだと気が付いたんです!

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  • 私は就職活動の時から、未就園のうちは子どもを自分の手で育てたいという、漠然とはしていましたが、そんな子育て観をもっていました。ですので、就職は出産後の職業復帰も見据えて若いうちからキャリアを積むチャンスの多いベンチャー企業を希望し、サイバーエージェントに新卒入社しました。当時、まだ立ち上ったばかりの子会社で、多くの経験を積むために仕事一色の生活を送りました。そして、突然の妊娠。仕事を辞めるか悩みましたが、主人が転勤族でしたので私がこれからも就職というかたちをとるのは難しいという考えに至り、退社するという決断をしました。そういった自分の考えや状況を前提に考えると、これからのライフスタイルには、ベビーマッサージの資格取得が一番適していました。働く場所に制限はないですし、なにより子どもと一緒に受講することができる。あと、これはやってみて実感したことですが、ママであるということがプラスになりました。

『ママ』と『先生』の両立

  • 現在の自分に適したものがベビーマッサージの資格だったというわけですね。では、そのママである自分と先生である自分とは、どのようにバランスをとっているのでしょうか。

    もし、子ども同席で受講ができなかったら、資格は取得していませんでした。今でも子育てがメインです。子育てに影響があれば、基本的にレッスンを減らしてバランスをとっています。これは実際にあったことですが、最後に取得したベビースキンケア資格の養成講座を受講していた際、私は講師として通常のレッスンも行っていました。子育てをしながら、学ばなくてはならないし、教えなくてはならない。どれも大切で手が抜けない慌ただしい毎日でした。そんな日々の中で、娘が幼稚園に行きたくないと言うようになりました。恐らくどこかで子どもに影響を与えていたのでしょう。私もいっぱいいっぱいでした。母からの助言もあり、自分のスタイルを見直すきっかけとなりました。

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  • このバランスは、子どもの成長によっても変わってきます。当初、勉強するにもお教室をするにもどんな時も『子どもと一緒が幸せ』と考えていた私の子育ても、子どもが成長するにつれてお仕事中は『お互いの為にも、離れることも大事』と考えが変化しました。これは子育ての放棄ということではなく、子育てをメインにするための大切な変化です。子どもが外で遊びたい時にレッスンに同席させること、それは子どもの負担になります。だったら、パパが休みの日にはパパと一緒に外で遊んでもらったほうが子どものためになりますよね。また、少し離れる事で心にも余裕が生まれて優しくなれるということもあるので、どなたか信頼できるひとやサービスを利用して預かっていただくという手段も良いと思います。バランスは、お教室のキャリアと子どもの成長に応じて変えてゆけば良いと思います。子どもを大切したいという根本的な想いだけ変えなければ。私はどちらかというと、こうと決まったら突っ走る方で周りが見えなくなりやすいので、そんな時は周囲からアドバイスをもらい、それを受け入れてうまくバランスをとるようにしています。現在活動を広げているのは、これから次女も幼稚園に入園し、平日に個人の時間が増えるためです。

  • ちなみに、現在は育児とレッスンは具体的には、どのようなバランスになっているのでしょうか?

    レッスンの準備は夜の時間、娘たちが寝てからしています。内容はテキストやお茶菓子の準備、告知文の作成やメール連絡ですね。現在レッスンは平日の2時間10〜12時で、多い時は週3〜4回ほど開催しています。少ない時は週に1回です。土日は月に1、2回初級講座(1日4時間で資格取得可能な講座)をメインに開催。最近では、その他にイベントや別のお教室での講師を勤めさせて頂いていますが、やはり幼稚園の用事や催しものを優先して活動していますので、割合としては子育ての時間もバランスよく確保できていると感じています。

先生としてのコミュニケーションのあり方

  • では、実際に初めて先生として教えたときはどんな想いを抱きましたか?

    初めてレッスンをしたときは、生徒さんとのコミュニケーションの取り方が気がかりでした。私は25歳とわりと若い年齢で先生という立場に立ちました。先生なのである程度の立ち振る舞いが必要だと考えましたが、それが生意気に見えないかとか細かいことが気になってしまい、初めは緊張を感じていました。スキルに関しては、資格取得のための模擬レッスンを9回ほど行い、きちんと勉強しているので自信があります。ですが、コミュニケーションは経験を重ねて培っていくしかありませんから、今でも気を遣っています。

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  • 前職は営業職と伺いましたが、生徒さんとコミュニケーションをとる中で活かされたことなどはあったのでしょうか?

    体験会などで次の受講に繋げるためにどうアプローチしていくか、というところに活かされていると思います。やはり、やりたいと感じていただいたときが大切。体験会から時間をあけるとその気持ちは薄れていってしまったりしますので、そういったコミュニケーションの匙加減やタイミングなどは、前職での営業経験がとても役に立っていると感じます。もちろん営業ばかりしていては駄目ですが、営業しないと生徒さんからお声はかかりませんよね。

  • それはやはり前職で培った〝力〟ですね。

    私は大学でもコミュニケーションについて専門的に学べる学科を専攻していました。だから、今振り返ると、無意識のうちにそういうものにたどり着いているのかもしれません。自分の根っこの部分にコミュニケーションに対する興味や関心があるんですよね。

継続すること、発信することの重要性

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  • 実際にお教室を運営してみて、大切なこと・必要だと感じたことはなんでしょう?

    教室運営には最低限の営業が絶対に必要です。道でチラシを配ったり、近所のお店にチラシを貼らせて頂いたり、インターネットのブログHPでの告知もしています。特にフェイスブックでの告知は、自然と人の目に留まりますので効果的です。ブログやHPは興味のある方にしか閲覧して頂けないケースが多く、ある意味ハードルが高いといえます。フェイスブックだと、目にして下さった方の記憶に残り、必要になったときに私を思い出してもらえます。受け身ではなく、自分から行動を起こすこと。生徒さんが一人でもお教室を継続する事が大切です。地道な活動が次に繋がります。

  • 現在、お教室以外にも活動の場が広がりつつありますが、それはどのような経緯でお話が始まるパターンが多いのですか?

    それこそ、先に述べた継続的な営業です。最近は自然と多方面からお仕事の話を頂いています!フェイスブックで告知をみた友人が、子どもが産まれたら絶対に受けたいといってくれたり、先日に出演した、ストアカの「ママのためのお教室開催支援プログラム」のオープン記念イベントで一緒だった渋谷のトリッピーさん(渋谷幼児教室ママサロン「トリッピーキッズ」)からイベントのお話をいただいたりしています。

教えるとは、教わること

  • 越智さんにとって教えるとは?また、教えることで得たものはありますか?

    私が先生だ、というより、知識は自分が教えるけれど私より人生経験のある方には、むしろ色々教わりたい、と考えています。自分が教えるだけの関係よりも、その後の繋がりを大事にしていきたいんです。実際、そのままママ友としてお付き合いのある方もいらっしゃいます。もちろん、セラピストとして接するときとママ友として接するときと、住み分けはきちんとしています。教える体験を通じて、ただママであった頃よりも日々の努力に集中できるようになりました。自分自身をもっと高めていくためにセミナーに出席したり、本を読んだり、先生として頼りたいと思える存在になるために自覚をもって行動できるようになれました。

  • 今後の活動について、現在の活動のほかにチャレンジしてみたいことはありますか?

    新たなスキル取得を目指すのではなく、イベントでの講師やこういった取材など、露出の場を多く持ち、現在の活動を広めていきたいと考えています。また、『べいびーるうむ』では、資格取得の養成講座にも力をいれて、私だけではなく、親子の笑顔を増やすお手伝いをより多くの方がしてゆければ良いと考えています。実は、個人レッスンであればパパの参加もオススメです。”パパ見知り”のベビーもいるくらい、パパとベビーのコミュニケーションは不足しがちですから。こちらももちろん、今後広めていきたいことですね!

  • ストリートアカデミーでも9月末よりこれからお教室を開催したいという想いを持つママさんを積極的に支援する「ママのためのお教室開催支援プログラム」を本格的にスタートしましたが、これから先生デビューを考えている方、特にママさんへ、メッセージをお願いします!

    深く考えるよりも、まず行動してみる!ママであることがプラスになってできることも、たくさんあります。人類の約半分は女性であり、ママですよね(笑)。ママであることは、特別なことではありません。

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  • 越智さんの快活な笑顔にエネルギーを頂いたインタビューでした♪インタビュー場所は自然光豊かなおうち教室『べいびーるうむ』です。素敵なお話をありがとうございました!


  • 先生のプロフィール

    越智 小織

    越智 小織さん(Saori Ochi)

    RTA認定講師
    RTAロイヤルベビーマッサージセラピスト
    RTAファーストサインセラピスト
    RTAベビースキンケアセラピスト

    ママと赤ちゃんの笑顔を増やすお手伝いを♪

先生の教えている講座

※2013年10月28日現在の情報です。

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